千年ジュリエット

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.81
  • (52)
  • (121)
  • (84)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 607
感想 : 127
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742276

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文化祭前後のお話

    最後の千年ジュリエットは叙述トリックで思いっきりだまされました。
    最初から読み直すとそう言えば確かに…と納得。
    ミステリらしい趣向で好きです。
    ジュリエットがどんどんいなくなっていくところは本気で涙出てきました
    芹沢さんの現実も辛くて今後どうなるのか気になります。

  • 清水南高等学校の文化祭にまつわる「エデンの谷」「失踪ヘビーロッカー」「血統戯曲」「千年ジュリエット」の4話+イントロダクション。今回は吹奏楽部の演奏の場面がほとんどないのが残念(文化祭での演奏はどうだったんだ?)。演劇部の面々にまた会えたのは嬉しい。アメリカ民謡クラブの甲田さんのインパクト大。

  • ハルチカシリーズ。今回の舞台は文化祭ということで、盛り上がりたっぷり。魅力的な謎もたっぷりです。
    お気に入りは「失踪ハードロッカー」。これ、読んでる最中はなにがなんだか状況がまるで分からなくって。運転手さんの狼狽ぶりも面白くて(きっとその立場だと笑い事ではないでしょうが)ぐいぐい引っ張られました。でも真相がわかってきっちり納得。まさかそんなことが!
    表題作「千年ジュリエット」は締めくくりにふさわしく、しんみりと落ち着きのある物語。文化祭のラストにもふさわしい感じかも?

  •  読んで良かった。イントロから泣いてしまった。もうね。ずっと待って
     ましたよ。一番どばっと泣けたのは「千年ジュリエット」です。もうね。
     もうね。最高です。イケメン作家さん、お疲れさまでございます。脱字が
     気になってしまったのだけど、何か急いだのかなと思った。良いんです。
     彼女らの高校生活って残り1年ちょっと。ですよね。物語、ゆっくり進行する
     ことを望みます。そんな今日この頃。そして、読んで良かった。もっと、
     もっともっと、穂村さんの活躍が見たいです。そんな曙。

  • ハルチカシリーズ!

    今までの中で一番好きだったかな。

  • お馴染み、ハルチカシリーズ最新作。
    人物像や設定が確立し、安定感あります。
    といっても、やっぱり変な人(今回はスナフキン)が新登場。

    書籍タイトルと同名の短編にはやられました。
    最近、どうもこういったパターンが続いてます。
    なので、読んでいる時に「アラート」が鳴ることもあるのですが、
    今回は、全く想定していなかった。

  • ハルチカシリーズ4作目です。
    今回はの舞台は文化祭でどんなことがあるのだろうと思いながら読んでいましたが、吹奏楽に関わっている話はそんなにありませんでした。しかし、文化祭らしい様々なキャラクターが登場してそれだげも読んでいて楽しかったです。

  • 今回は文化祭が舞台。
    あまり吹奏楽はお休みして、高校生らしい生活が描かれてる。

    また登場人物が増えて…
    どんどん大所帯になるね…

    名越が好きなので、演劇部メインの話は楽しかった♫

  • ハルチカシリーズ4作目。
    文化祭での4つのエピソード。

    ぽっと胸の奥が温かくなったり、
    生き方や命の重さにじーんとしたり・・・

    初野晴さんはすばらしいストーリーテラーだと
    あらためて思いました。

    草壁先生の過去を知る人物が一人加わったけど
    謎はまだ明らかではありません。次にも期待!


    (収録)
    エデンの谷/失踪ヘビーロッカー/決闘戯曲/千年ジュリエット

  • 【惜しくも普門館出場を逃したハルタとチカは、息つく暇もなく文化祭に突入した。だが、吹奏楽部、アメリカ民謡部、演劇部と次々に問題が持ち上がり……。大好評青春ミステリ“ハルチカ”シリーズ最新作!】

全127件中 101 - 110件を表示

著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

初野晴の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×