プチ・プロフェスール

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 286
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742429

感想・レビュー・書評

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  • たまたま書店で見かけ、楽しそうな表紙と、「理系女子(リケジョ)大学院生とリケジョにあこがれる小学生コンビの連作」という内容に興味をもって、読む。
    高1で理系からは遠く離れたけれど、この連作は楽しく読めた。最終話も良かったが、中学の時少しだけBCLやらアマチュア無線をかじった自分には、ミニFM局やらラジオの制作で基盤のはんだごてなどの話が出てくる第2話も楽しかった。
    シリーズ化しないかなあ。

  • これは良いリケジョ本
    表紙が可愛いのもいいね

  • 発売当時本屋で見かけたものの、「リケジョかあ」と敬遠していました。
    再びめぐり合ったので縁だと思って読むことにしたんですが、最初はちょっと読むのがしんどかったです。
    いきなり「リケジョだよ?!」って当たり前のように言われて何かの話の続きのように始まったので、知らない所ですでに進行していた話なのかと思いました。
    読み進めるにだんだん面白さが増してきて、「科学って面白いな」と思うようになります。
    名称だけは聞きかじったことのあるさまざまな事象が、きちんと説明されていて、しかも小説なので非常にわかりやすく書かれています。

    「お台場アイランドベイビー」とはまた違った趣がありますが、取り扱っている現象が非常に興味深いものが多くて、大変楽しんで読むことができました。

  • 全体的にかわいらしいお話でした。小4メガネっ娘リケジョの女子力がけっこう高くて、このまま大人になって欲しいものです…

  • リケジョにキュンとくる

  • 身の回りで起こる事件を論理物理学を学ぶリケジョ(理系女子)の律(院生)と、律の家庭教師先で律に憧れる小さなリケジョ理緒(小学生)の二人が豊富な知識を使いクリティカルヒントとロジカルシンキングそしてリケジョの好奇心、探求心で次々謎を解いていきます。
    『この世に科学で説明できないものは無い』とすべてにおいて彼女たち二人は科学的接近でほのぼのと事件を解決していく連続小説です♪。
    そしてカガク的な接近は最後に意外な幸せな展開をみせてくれます・・・・読んでいてとても楽しくまた科学のお勉強になる物語でした。是非シリーズ化していただきたい読物です。

    読後感=こういうのをカガク的というんですネ・・・・
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  • 久々に爽やかで面白い推理物でした。 その後の話を続編で是非読んでみたいです。

  • 理系日常系ミステリ。
    私はきっぱりと文系ですが面白かったですよ。
    色々読み飛ばしましたが。

    知らないことを懇切丁寧に解説してくれる本はわりと好きです。
    まあ、読み終わると頭から抜け落ちるんですけどね。
    私が残念です。

    リケジョ(理系女子)という響きにイラッとするのが難点。

  • 「カガク的って、こういうことでしょ?」
    リケジョこと理系大学院生の主人公とリケジョを目指すお嬢様小学生が挑む日常ミステリ。
    軽い気持ちで手に取ったけど、面白かった。

  • ビッグママンのエピソードにグッときた!(ノД`)・゜・。

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著者プロフィール

1972年、大阪府生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。19年、『月まで三キロ』で第38回新田次郎文学賞を受賞。20年刊の『八月の銀の雪』が第164回直木三十五賞候補、第34回山本周五郎賞候補となり、2021年本屋大賞で6位に入賞する。近著に『オオルリ流星群』がある。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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