グラウンドを駆けるモーツァルト

著者 :
  • KADOKAWA
3.50
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 21
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048843997

作品紹介・あらすじ

最低でも100パーセント。つねに全力、全速で駆け抜ける青春真っただ中のちばさと先生。学校という舞台で、生徒と本気でぶつかり合い、励まし合ったドラマを短歌とエッセイでまとめました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • グラウンドにモーツァルトがいる 大地からもらったリズムで今走り出す 

    黒板の隅「センターまであと○日」それが「卒業まで」に変わって (進路室は海)


    まだ何も終わっていない 夏の匂い 駆け出そうとする背中が光る (明日のあとに)


    歌集ならではの連作の威力を感じれた。
    潔いまでの"ちばさと"視点の歌たち 生徒と人生を駆け抜けようとする姿がまぶしい

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1968年、神奈川県生まれ。高校教諭。
1998年、第41回短歌研究新人賞受賞。歌集に『飛び跳ねる教室』『今日の放課後、短歌部へ!』『短歌は最強アイテム』『グラウンドを駆けるモーツァルト』、小説に『90秒の別世界』、共編著に『短歌タイムカプセル』、編著に『短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100』などがある。歌人集団「かばん」会員。國學院大學、日本女子大学の兼任講師。

「2021年 『微熱体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

千葉聡の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×