0能者ミナト<5> (メディアワークス文庫 は 2-5)
- アスキー・メディアワークス (2012年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048912655
作品紹介・あらすじ
完璧な降霊術で人を集める『彼岸の会』。天性の法力を持つユウキは直感し、降霊術がまやかしだと糾弾する。だが、主催者の士道骸に手玉に取られてしまうのだった。この男、総本山から野に下った切れ者で、まったく隙がない。かくして、業界ではいかさま師と揶揄される湊の出番である。0能者対詐欺師の稀に見る攻防は、騙し合いの熾烈な駆け引きへと発展していく。霊を降ろしている様子はないのに、霊と完璧に対話してみせる。その矛盾を湊はどう解体してみせるのか。
感想・レビュー・書評
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妖怪や伝承について詳しくない人でも一度は耳にしたことがあるであろう怪異についての話の二本立て。「石」では沙耶とユウキの子供組が湊の事務所に来てからの成長ぶりを見せてくれるお話でとにかく生意気ショタのユウキが可愛かった。「詐」では詐欺と怪異の相反しそうなふたつの謎を紐解く爽快感といつもながらの湊だからこそできる頭を使う鮮やかな怪異の倒し方のいい意味で裏切られる感覚を味わえて面白かった。
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#読了
1番最後の話は、そうきたかー、って感じ。
まぁそんな気配はしてたけどさ。
なんとなく読み進めてるけどやっぱ面白いな。 -
シリーズ第5弾。2本立てです。
第一話『石』
今回は湊の出番はほとんどありません。
しかし、有名すぎる大御所の怪異を
沙耶とユウキだけで解決しちゃったのがね・・・
それより、松尾芭蕉も詠んでた怪異ってのは予想外でした。
第二話『詐』
相手の怪異は、こちらも割と有名どころ。
更に元総本山のキレモノがついている。
湊が考えた作戦は・・・まったくもってお見事でした。
今回の怪異は、新キャラとして、ちょこちょこ
顔を出すことになります。 -
九尾の狐だー
半冊でこんな大きなテーマをまとめちゃうなんて太っ腹だなあ
しかし子孫のテンションがよい
サトリはかわいい カウンセリングをお金儲けに使うのは×かー
境目が難しいなあ -
子供二人が大活躍の回と、詐欺師と詐欺師の回でした。しかし、湊さん最強すぎます。思考で勝つなんて…。
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ここに来てレギュラーメンバー追加か?!と思わせる二編プラス予告。カラーページの張り付けたようないい人スマイルに癒されてたのに何やら気になる記述が…
次巻は大人組メインかもとのことだし、どきどきだわ… -
湊さんはあまり出てこない巻。
「詐」の方はなんとなく、途中までは先読み出来ましたが、まさかあの子が…だったとは。
次の巻も買ったのでこのまま続きを読もう! -
九尾の能力がかなり予想外だった。どうやら私はNARUTOにかなり毒されているらしい。
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今までの中で1番、爆笑し、助手2人が成長し
湊さんに畏怖を抱いた巻でした。 -
石
詐
避