コロボックル物語(2) 豆つぶほどの小さないぬ (児童文学創作シリーズ)
- 講談社 (1985年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061190764
感想・レビュー・書評
-
目線が、1話目のニンゲンから変わったのでどうだろ?と思ったけど推理物としてもすごくよく出来ていた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
※持っているのは講談社文庫:S56.8.20(第22刷)
-
「きみはいい子だ。りこうで、元気で、働き者で、おまけに、魔女で詩人だ。だから大すきだ。」
-
子供の時から大好きな本。
今でもたまに読み返します。 -
コロボックルの風の子の目線で話がすすんでいきます。
ねずみとの戦いのシーンでは思わず「頑張れ!」って
力が入ってしまいました。 -
コロボックルシリーズの第二巻です。
一巻では人間のせいたかさんの視点で物語が進んでいましたが、今回はひとりのコロボックルの視点でお話が進みます。
クリノヒコこと、せいたかさんに言わせればクリスケ、コロボックルからすれば風の子。いろいろ呼び名はありますが、私はクリスケがいちばん可愛いので好き。
クリスケはめでたく新しい世話役に就任したヒイラギノヒコのかわりに、せいたかさんの連絡係になったコロボックルです。
すばしこくて個性的な仲間がおおぜい居る、生き生きとしたコロボックルでした。
クリスケは日頃の出来事や気になっていることをノートに書き留めており、せいたかさんはクリスケのノートに「コロボックル通信」という名前をつけました。
やがてクリスケは「コロボックル通信」を本当のコロボックルの新聞として発行したいと思うようになり、そのためにたくさんの仲間たちが手伝ってくれます。
そんなとき、はるか昔のコロボックルが飼っていたという、小さな小さなマメイヌという幻の生き物が、まだ生きているかもしれないというニュースが飛び込み、クリスケと仲間たちは早速マメイヌについて調べ始めます。
じつは、クリスケは幼い頃、風に飛ばされて迷い込んだ竹やぶの中で、どうやらマメイヌにめぐりあっていたようなのです。
幻のマメイヌの捕獲で、記念すべきコロボックル通信の第一号を飾れるのか? クリスケとコロボックルの仲間たち、もちろんせいたかさんも加わって、マメイヌ探しに奮闘します。
マメイヌ(*´∀`*)なぁんてメルヘンなのー!
第一巻もコロボックルが可愛くてキュンキュンしましたが、今回もくるくる飛び回るコロボックルから目が離せません。
コロボックル視点だったので、彼らの暮らしや個性がぐっと身近に感じとれました〜。
一巻で出てきたエノキノヒコやヒイラギノヒコやツバキノヒコも出てきますし、オハギちゃんが幸せになってたりします。
おちび先生も出てくるよ!
本当に面白かったへ(^-^)乂(^o^)ノさぁ三巻にいくぞー! -
続編も同じく
-
コロボックルシリーズはたくさんあります。小学生のとき、夢中になって全巻を読みました。よーく考えると、この本が私がアイヌに興味を持つ原点だったと思います。この本を見つけなければ、知里幸恵も真志保も萱野茂にもめぐり会わなかったかもしれない。こんな世界が本当にあれば、もちろん私は・・・
-
「だれも知らない小さな国」と同じコロボックルのお話シリーズ。
-
一気に読んでしまう!もー大好き。子供のころから変わらない、気に入ったものはしつこいほど繰り返して読みまくる偏執狂的な部分があるのですが(笑)やっぱり面白いものは面白い!!
原体験とでもいうのかしら。幻想の手助けをしてくれるというか・・・本当に出会えてよかった本です。
ヒイラギノヒコがかわいい。でもツバキノヒコのきれいなところにも胸キュンです。
それにしても管狐だったのか。大きくなって読み返すと出てくる真実。っていうか覚えていなかったんかい、という感じだけれど。