クレヨン王国七つの森 (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061471634

作品紹介・あらすじ

晶太郎・雄三郎・まりよら自然観察クラブの7人は、それぞれ宿題の7つの課題をかかえて、伊豆の天城で夏期合宿をした。「きもだめしオリエンテーリング」で7つの木からなる7つの森にふみいった少年たち。そこは、まさにクレヨン王国だったのだ。人間とすべての生き物の共存を主張する「クレヨン王国」シリーズの第6作め。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭から、
    「夏休みの宿題の代わりに夏休みの歌を完成させなさい。( )の中に1番嫌いな曜日と嫌いな理由を書きなさい。」
    と先生がプリントを配り、みんな様々な理由を考えて提出していくのだが、私からしたら断然"体育"である。
    しかし歌の後半では、
    〜平気になろう( )なんか
    やっつけちゃおう( )なんか〜
    とあり、いかにも嫌いなものの克服が課題のようで、運動が苦手な人間が夏休み中にそれを克服するなんでよっぽどのことだぞと、不満しかない。
    生まれつき心肺機能が弱くて、未だに一定時間走ると息切れが酷いのに。
    小学生の頃にこの本を読んでいたら、ここで読むのをやめていたかもしれない笑
    でも、杉山先生の〜いや、まったく、クレヨン王国だ。〜ここんとこは、クレヨン王国になっとる。等、素晴らしい景色や美しい色を見つけた時の口癖は素敵だなと思った。
    "クレヨン王国の十二ヶ月"を読んだ後は、まさにそんな気分だった。
    金魚を飼う星に住む熊の話はロマンチックだった。


    〜夏休みの歌〜

    1/7だけ幸せに
    わたしがいちばん いやーな日
    それは( )曜日
    なぜって なぜって それは ね
    ( )があるからなのよ
    もしも( )がなかったら
    幸せな日が一日ふえる
    日月火水木金土
    1/7の幸せがわたしのハートにやってくる
    だから 夏休み
    平気になろう( )なんか
    やっつけちゃおう( )なんか
    幸せづくりだ 七分の一

  • 自然観察クラブに所属する小6の生徒たちが、顧問の先生に連れられて夏休みの合宿に行く。

    森の中に暮らす様々な植物や昆虫の名前が出てくるが、その多様さに驚く。
    自然の中の賑やかな生き物の躍動が感じられる。

    夏休み、合宿旅行、不思議な世界。
    久しぶりに、子どもだけが味わえる夏休み特有のワクワクする高揚感を思い出した。

  • ■き099
    #クレヨン王国七つの森
    #1階本棚
    #小学校中学年から

    ■出版社からの内容紹介
    「クレヨン王国」シリーズはファンタジー児童文学で、累計発行部数はなんと500万部を超えるロングベストセラーです。物語の舞台となるのは、架空のクレヨン王国という場所。ゴールデン王とシルバー王妃を中心に、12色のクレヨンの大臣が治めています。クレヨン王国に、現実世界の子どもたちが迷い込み、さまざまな出来事を経験し成長するストーリーです。対象年齢は小学校中学年以上。1冊読み切りなので、シリーズのどこからでも読むことができます

    晶太郎・雄三郎・まりよら自然観察クラブの7人は、それぞれ宿題の7つの課題をかかえて、伊豆の天城で夏期合宿をした。「きもだめしオリエンテーリング」で7つの木からなる7つの森にふみいった少年たち。そこは、まさにクレヨン王国だったのだ。人間とすべての生き物の共存を主張する「クレヨン王国」シリーズの第6作め。

    #212ページ
    #寄付本

  • 嫌いなものを克服する、という一風変わった夏休みの宿題を抱えて、山へ合宿に行く自然観察クラブの面々。嫌いなものの克服方法のヒントがあっていいかも、と大人目線で考えてしまうが、自分が子どもの頃はそんな所に気づきはなく純粋に楽しんでいたことを思い出す。
     動物だけでなく植物もいきいきと輝いて魅力的に映るので、児童文学の特にクレヨン王国シリーズは大好き。

  • 短編集なのにひとつひとつに味があってすごい。姉妹の話とネコ犬が印象的だった。

  • 自然観察クラブの七人はそれぞれの宿題をかかえて、伊豆にキャンプに出掛けた。そこでクレヨン王国に迷い込む。

    まず、夏休みの宿題が素晴らしいなあと感心した。私もやってみたいけど、いまは狡猾になってしまって、簡単に直せそうなものしか書かないだろうな。

    ネコ犬の話がかわいくて悲しくて好き。

  • 夏に読むにはぴったりのファンタジーです。7人の少年少女が夏のキャンプで不思議な宿題に挑戦!後味も良いさわやかな夏の物語。私は久子の話と晶太郎の話が好きです。

    ちょっとネタバレは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120703/1341284854

  • 夏休みの宿題は「自分が嫌なものを克服すること」。
    大自然とクレヨン王国が混じり合うキャンプ合宿で、
    7人はそれぞれ自分の短所を克服していく。

    児童書だから仕方ないけども。
    自己反省して→更生する過程があまりに素直すぎるような気がする。
    そんな軽いきっかけで変わるのに、どうして今まで変わらなかったのかな?
    と首をひねる事がある。
    なおしたいとは思っててもなかなか改善できない、
    そういうグダグダ感があってもよかったなー。

  • 大好きなのだ。

  • 2008/04/08読破。
    なんか、昔読んだ事がある気がした。ネコ犬とか。そういうの。

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著者プロフィール

名古屋市生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業後文筆活動に入る。1956年 オール読み物新人賞受賞。1963年 モービル児童文学賞受賞。1964年 『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年から1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾を開く。
2012年逝去。主な著書に『クレヨン王国』シリーズ47タイトル、『静かに冬の物語』(以上すべて講談社刊)などがある。2012年逝去。

「2016年 『クレヨン王国黒の銀行(新装版) クレヨン王国ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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