- Amazon.co.jp ・本 (636ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061820333
作品紹介・あらすじ
昭和二十八年、裸女を殺害して、木に吊すという事件が蓮台寺温泉で発生。その犯人として逮捕されたのは、当時世間を騒がせた猟奇犯罪にことごとく関係者として連なっている作家、関口巽だった。関口は言う。「多分僕がやった。僕が木に吊るして逃げるところを自分で見ていたのだから」-とまどう捜査陣。事態を混乱させるがごとく、街に溢れる奇怪なる宗教集団。「宴」の始末はいよいよ本書にて明らかになる。
感想・レビュー・書評
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オールスター感謝祭終結!!
今までの事件、登場人物が繋がり懐かしさもあり以前登場した人物がまた登場したりと読んでいてとても面白い内容だった。
分厚い濃い内容だったのに意外と早くに読み終えてしまった。
京極夏彦の不思議な妖怪の世界と、最後の現実の事件を一気に解決して収束していくのが爽快感がたまらない。妖怪も今回は多く出てきて非常に満足。
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オールスター総出演!
読み返すと止まらなくなります。 -
うーん。
いつもの仲間達の大立回りは嬉しいのだがあまりにも色々詰まりすぎかな。
関係者多すぎるし。
関口巽だけ貧乏くじでは。
関口雪絵さんに『いつもありがとう』と言いたくなるよ。 -
20年近く前に読んだ京極堂シリーズの読み返しで、これで6作目。
宴の支度、宴の始末と合わせると、1200ページを超える大作で、若い頃に比べると、読むのに時間がかかる。
前に読んだ時のことは、ほとんど覚えていなかったので、新鮮な気持ちで読めた。
とにかく、登場人物それぞれのキャラクターが魅力的。
レギュラーの登場人物以外でも、他の5作からまたがって登場する人もいて、6作全部がつながっていて、このシリーズは、順番に読まないといけない。
京極堂シリーズは一度も読んでいない作品も沢山あるので、全作品を読みたくなった。 -
ふぃー(^-^;ようやく下山。霧の山って感じだった。たしかに長編にふさわしい話で全体を通して面白かった。妖怪話がくどいのも『もう勘弁してください』と下僕気分を味わえるので一興。思わせ振りに書かれていた木場修は次作で謎が解けるのかなぁ?あと、このシリーズに関してはスポット読みは厳しいのかも。前作品が土台になっているみたいだね。関口先生大丈夫だろうか?
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6つの事件があちこちで起こり最後にくっついた♪頭がこんがらがる、この感じ…クセになります。京極さん最高!
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昨日購入したけど、資格の勉強に集中するために、しばしお預け(o・_・)ノ”(ノ_<。)