- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061822108
感想・レビュー・書評
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私は<鏡家サーガ>の中ではこれが「最高峰」だと思うのですが絶対に他人には勧めません。果たして耐え切れるのだろうかなぁ…。が、終幕へのオトシは見事というほかない。生理的嫌悪感にヤられて本を閉じるのかそこに陰鬱なるエクスタシィを見出すか。後はお任せ致します。
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「フリッカー式」以上のパワーが見られる本作は、前作にも登場していた鏡稜子が主役。けっこう好きなキャラだったので、かなり楽しめました。さらに壊れた世界観……だけどこういうのがまったくの「虚構」とは限らない現代社会が哀しいかもな。
ネタばれにはなっていないと思うのだけど、それとなく伏線があったりもするので、「フリッカー式」を先に読んでおくのがお奨め。 -
これは笑った。良かった。
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図書館にて。今後購入予定
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いじめのとこが無駄にぐろい
弁当とかへこむどころではない
これと水没ピアノが一番すき -
「他人を知るなんて基本的に無理なのだ。知ったと思い込むだけ。思い込みだけのコミュニケーション。いや違う。コミュニケーションそのものが、思い込みだというべきか」
「別に面白くも何ともないのに、笑える機能が人間にはある。と云うか、地球上に生息する生物で笑えるのは、人間だけだ。何故なら、笑う余裕があるのは人間だけだから・・・・・・」
(2009.2)
(2001?) -
鏡家サーガ2冊目。
「善意じゃない。これは慣れだよ」
「あんまり云いたくないな。趣味を疑われそうだ」
王田が好きです
中村が気になってました
ラスボスは意外なところ
結局下っ端 -
鏡家サーガの中ではこれが一番。
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表紙がー違ーう!!青っぽい写真の方が良かったのに・・・
まぁ、気を取り直して鏡家シリーズ2作目。今回は稜子姉さん。でも1作目の弟君に比べれば脇役。
数人の女の子の視点から物語が進んでいく。
その中の一人、人肉しか食べられない少女のカニバリズムはすごくしっくり来る。嗜好ではなく、必要に迫られてるからだろうな。彼女自身も人肉しか受け付けない自分に嫌悪感抱いてるし。
それより酷いのが序盤のイジメ。現実には多分・・・無いと思うけど、よくあんな事思いつくなぁ・・・。想像したら本気で気持ち悪くなった。よくあんな尊厳を踏みにじるような事出来るよなぁ・・・。
謎解きは相変わらずです(笑)種明かしをしながら新たな事実が出てくる有り得なさ(笑)ロジック好きの人にはお勧めできないミステリー(笑)
この世界観を受け入れる人も多く無いだろうし、好きな人は更に少ないだろう・・・という相変わらずな壊れた世界。
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ステーキ食べたい