水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.59
  • (75)
  • (71)
  • (203)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 629
感想 : 77
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822412

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  熱い。

  • だんだん話がわかってきた。
    ミスドのシーンがちょっと好き。

  • 最後に話が全部繋がると
    「あー」って感じになる。
    でも繋がらないと漠然としたものしか残らない。
    二回くらい読んだらなんとなく納得できると思う。

  • 個人的には、ゆやたんの作品の中でこれが傑作なように…思っていますね。暗い、しかも壊れてる…でも、切ないのは何故?
    …にしても鏡創士いいキャラしてるなぁ@@;あんまりお友達になりたくはないけど…小説のキャラクターとしては面白いと思いますね。引用しまくりだし。意外と若いし。モテモテだし。嫌な奴だし。…意外と、真っ直ぐな人間なのかもしれないし。…この話…基本的には狂ってるんですよ。どこかおかしいんです。壊れてるんです。…でも切ないんですよね…。や、やりきれない…。

    …あ、後、前の作品より、現実的に終着したという点は、とても評価しています。僕、エナメルやフリッカーのようなオチが受け付けなかったので…。後、一見関連しないエピソードを関連付けていく手際は…中々のものだと思いますよ。

    以上、自覚的に不覚っ!

  • 読む人を選ぶと思いますが、普通に面白かったです。

  • この一作で佐藤友哉氏の作品を全て読もうと思いました。相変わらずのノワール的な雰囲気ですが、話が繋がった時になるほど!と感じました。文章表現には濃いものが多いですが、「水没ピアノ」や「エナメルを塗った魂の比重」など題名のつけ方が好きです。

  • 佐藤友哉さんの本の中では、一番好きです。お勧めですv

  • ここちよい鬱

  • なんていうか螺旋螺旋。

  • 鏡家次男創士が主役…ではなく、脇役。三つの話が並行して進み最終的に一つに収束。あれ?辻褄あってないんじゃないって所があるけど、雰囲気は好き。やっぱり近親相姦が多い。

全77件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1952年北海道釧路市生まれ。
1974年に北海道教育大学札幌分校特設美術課程卒業(美学・美術史専攻)。1976年に北海道教育庁北海道新美術館建設準備室の学芸員、翌年には北海道立近代美術館学芸員となる。1985年北海道立旭川美術館学芸課長。1990年からは北海道立近代美術館に戻り、2004年同館学芸副館長。2012年から2022年まで札幌芸術の森美術館館長を務める。この間、それぞれの美術館で数多くの北海道ゆかりの作家の個展や現代美術展を企画開催。
現在、AICA国際美術評論家連盟会員、北海道芸術学会会員、北海道美術館学芸員研究協議会会員。また旭川市中原悌二郎賞、札幌市本郷新記念札幌彫刻賞、ニセコ町有島武郎青少年公募絵画展、北海道陶芸展などの審査員を務める。

「2023年 『北の美術の箱舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤友哉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
滝本 竜彦
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×