Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824317

感想・レビュー・書評

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  • 飛び降り自殺とされた男性死体の額には「θ」と描かれていた。半月後には手のひらに同じマークのある女性の死体が。さらに、その後発見された複数の転落死体に印されていた「θ」。自殺?連続殺人?「θ」の意味するものは?N大病院に勤める旧友、反町愛から事件の情報を得た西之園萌絵らの推理は…。
    出典:「BOOK」データベースより

    匂う.なんか匂う.マガタシキの匂いがする.

  • 読みやすい
    併読するときにはよい

    ラストはおもしろくてどんどん進んだけど
    途中までは同じような意見が繰り返されていたように感じた。

    海月くんが
    すごい人だということはわかった

  • S&Mシリーズ、Vシリーズを読んでいる人は、あのキャラ達が登場するのでワクワクするだろう。そして海月の普段は無口なのに、推理を披露する時の饒舌さのギャップがいい。

  • 再読。Gシリーズ第二弾。内容はすっかり忘れていたけれどトリックや犯人などはわりとわかりやすかった。思えば海月くんの探偵役としてのキャラがここらへんですっかり板についていたような気がする。ここから先の話を知っている身とすれば加部谷ちゃんと海月くんのやり取りがすっごいもだもだしてしまうなぁ…。

  • 読み終わってから、結局、あれはなんだったんだろう?って感じでした。
    推理の方は全部明らかになった?(それも、こうなんじゃないかという憶測みたいな感じでしたが)ひとつだけ。
    あのマークと残された文の意味は?次回に続く感じなのでしょうか。(あまり書くとネタバレになりそうなので)

  • 再読。とてつもなく大きな謎、今回は"シータ"が事件に関与しているはずなのに上手く背景にぼけて実態がつかめないのがこのGシリーズの伏線になっているんだろうなと分かる。まだまだ序盤。赤柳の正体や保呂草との関係に目が離せない。
    連続性を持たせた口紅のトリックがなかなか面白い。

  • 既読
    文庫版

  • 萌絵が大人になりつつも相変わらずの部分も微笑ましい感じ。しかし、その分加部谷とかの印象がやや薄くなった気がしないでもない。
    事件の真相だろうと思われるものは明かされたけど、1人目のθの謎はそのまま…。
    そしてやっぱりの真賀田四季。

  • このシリーズは以前のシリーズの続きなのですね。2冊目で気づきました。
    会話のテンポがよろしい。続きを読むかどうかは思案中。

    ネタバレ[more]
    ABC殺人事件の本歌取り。なんだか懐かしい。

  • 真賀田博士がでてこなーい

  • Gシリーズ2冊め。
    繰り返される飛び降り自殺と残されるθの文字。

    西之園萌絵の親友"反町愛"や各務亜樹良、保呂草さんなどの人物が登場して懐かしかった。
    また、真賀田四季が関わるとは思わなかったので驚いたな。

    事件の方の真相もなるほどというもので読んでて楽しかった。
    海月くんすごいな。

    犀川先生が物凄く焦る場面があって、そこもまた読んでて楽しかったです。

  •  物語と概念とのギャップが増々広がっているような気もするが、それすらも伏線?と戸惑うようなところもある。ぐいぐいよませるようなところがなく、淡々と進行する時間に、驚愕の展開が訪れることがあるのだろうか?

     『φは壊れたね』よりも更に静かに進み、最後まで盛り上がることなく、幕を閉じた『θは遊んでくれたよ』。前半は、すっかり落ち着いてしまった萌絵の視点で進行し、ラブちゃんや国枝先生に加えて、何故か逆に落ち着かない状態の犀川先生まで登場するという豪華なキャスティングだが、『φは壊れたね』で初登場した面々は、影を潜めている。前作と同様に海月君の推測として暴かれる真相が、場所こそ違うが、断崖絶壁で犯人を追い詰めるミステリードラマのような感じがした。おそらく、まだ、これから繰り広げられる世界へのいざないの巻なのだろう。

     θに続く、τは、森先生が得意?な、建物を舞台にしたミステリーのようです。期待してよいかな(^^♪ また、τには、真賀田四季の名前が出てきて、この先どうなのでしょうね(・・?って感じです。

     既に『χの悲劇』が上市されておりますが、とりあえず『キウイγは時計仕掛け』までそろえたので、全てにブックカバーを装着し準備万端にしました!

  • なかなかシンプルで読みやすい。
    S&Мシリーズの登場人物がたくさん出てきてウキウキしてしまった。

  • 謎は主人公にはなれない。

  • 結局、θのサイトは何だったんだろう。5人目の事件ももやもやが残る。

  • 海月君と犀川教授のキャラが被るが,ミステリーよりも人間関係の面白さと哲学的な考察が面白い.

  • Φよりは、ストーリーとしては納得。気を持たせるθの真の謎の方が気になって、次もよんじゃうんだよなあ。

  • すべてがFになるの続編だとおもったら、φは壊れたねの続編であった。なんとか内容が分かったのでたすかった。SMシリーズとGシリーズはちゃんと読みたい(気持ちはある)。

  • 面白かった。このシリーズは目が離せない。

  • 今度の事件は連続飛び降り自殺!そして口紅でθの文字が書かれている(・・;)海月くんの推理力も凄いけれど、犀川先生の方が上なんだなぁ(^o^;)前回のメンバーに加え、他のシリーズに登場した懐かしい人達も登場しているので、これからの展開が楽しみ(^^)♪

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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