海紡ぐ螺旋 空の回廊 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824768

感想・レビュー・書評

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  • 結局、秋の正体は何なの…?色々と消化不良。

  • この終わりはセコイ!! (いい意味で)
    まじですかっ!?
    秋ーー!!

    秋らしいといえば秋らしいですけどね;
    ザギもザギですね。
    ただリベはよく我慢したなって
    成長してますよねー
    可愛かったのに(今も可愛い)

    とりあえずいつか
    秋、帰ってきて下さい

  • 2006.12.19

  • 相変わらず秋はリベザルに厳しすぎる。
    装飾ばかりが多くて、内容が理解しづらい。

  • 長かったシリーズ第一部完結!
    ところどころにちりばめられてきた謎のいくつかがこれで解決。
    すっきりしたような、さらに気になり始めたような…。
    ともかく、この筆者のストーリー運びは秀逸。
    第二部が待ち遠しい。

  • 080301貸出。080302読了。
    3月に読んだからか、とっても「卒業」の気分。一番手が込んでいる感じ。
    秋、座木、リベザル、ありがとう。
    ぽっかり穴が空いたような、前が開けたような、寂しくて、でも、応援したいようなそんな気持ちを抱いてます。

  • 薬屋探偵妖綺談シリーズ第一部完結編。
    なんと完結編をすっ飛ばして第二部の1巻を読んでいた(^_^;)
    それにしても、この作品の困ったところは「タイトルと中身の連想が効かない」「意味深な短いシーンが挟まるけれど、一体誰と誰がしゃべってるんだかわからない」ところ。
    読み込んだら想像つくのかもしれないけどそこまでする気はさらさらないからなー。

    カバーデザイン / 斉藤 昭(Veia)
    ブックデザイン / 熊谷 博人・釜津 典之

  • 薬屋探偵シリーズ第13弾:
    1部完結
    <br>
    <br>リベザル誘拐に、座木の義父の怪死。
    <br>妖怪探偵たちに降りかかった2つの災いと、
    <br>青伊、智充、春という3人の少年がかかわる
    <br>60年前の女子高生失踪事件。
    <br>この3つの事件に接点はあるのか?
    <br>探偵たちが謎に迫るうち、秋の隠された過去が判明。
    <br>事態は思わぬ方向へと動き始める。
    <br>

    <br>シリーズを大人買いして続けて読んできたから
    <br>あちこちに残された謎や不可解なセリフ、
    <br>深く考えてずにスルーしていた事が
    <br>この巻で判明して喜んだり驚いたり・・・
    <br>シリーズを通して読んだご褒美といってもいい感じ。
    <br>たぶん見落としもたくさんあると思うけど・・・
    <br>
    <br>今回は色んな切なさが詰まってます。
    <br>信じたくて、それでも不安で、自信がなくて
    <br>疑って誤解して陥れて、それも好きの裏返し
    <br>
    <br>「お前が知っている僕が僕だ。他に何が要る?」
    <br>これが全てのような気がしました。
    <br>
    <br>秋の過去と秘密が明かされて、これは重かったけど
    <br>やっぱり秋はすごいんだなぁ〜と・・・
    <br>そして座木がリベザルに残した二つの選択・・・
    <br>これの解釈に困ったんだけど、二部が始まったらわかるよね?
    <br>そして零一は、やっぱりいい奴だ。
    <br>
    <br>最初の方のあとがきで「人」は世界最大のミステリーと書かれています。
    <br>著者の言葉を借りるなら、難しい推理小説(ミステリー)は苦手ですが
    <br>このシリーズは人の謎(ミステリー)や不思議(ミステリー)を
    <br>存分に楽しませてくれるシリーズだと思います。
    <br>
    <br>8月上旬にはいよいよ第二部が発売予定です。
    <br>タイトルは「ソラチルサクハナ」

  • 薬屋シリーズ第一部完です。
    貸してくれた友人が「みんな嘘つきやから」と言ってくれてたんですが………



    ほんと嘘つきでした。

    ここが嘘で〜って説明も、途中から何がなんだかわかんなくなるくらい嘘まみれ。
    なんてフェアじゃないミステリなんだ!
    私このシリーズにミステリっぽさは求めてないからあまり気になりませんでしたが(笑)
    というかファンタジーでしょ、と思う。
    そのほうがしっくりくるのに、シリーズ名は「薬屋探偵」なんですよね。うーん。
    今までバラまいてた伏線がラスト数10ベージで大回収されます。
    キャラクターも勢揃いで、もう一度シリーズ初めから読み直したくなりました(笑)

    誰かのためにつく嘘、強がりはときに人を救い、惑わせ、苦しめます。
    真実を黙っていることとどちらが罪が重いのかは、場合にもよるんでしょうけれど、やっぱりどんなに苦しくても向き合わなきゃいけない真実はあると思う。
    その人が戦わなきゃいけない何かが。

    誰もがみんな一人で生きていかなきゃいけない。
    でもそれは孤独じゃなくて。
    自立した存在同士が寄り添うことはとても素晴らしいことなのだと。
    誰かを想うことの愛しさと苦しさと暖かさを感じさせてくれる第一部最終巻でした。

  • 第1部の終わりの巻です。
    最後に秋がリベザルに言った一言に感動しました。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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