スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825062

感想・レビュー・書評

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  • 2014年4月23日読了。
    クリエイターの集い、夢を追いかけること……、個人的にタイムリーすぎて刺さりまくる。

  • なんで作るのか、なんで惹かれるのか、なんで憧れるのか。初めて読んだときには同世代だった環たち。それでも自分の歩く道の先にはああなる将来はないんだろうと思って切なかった。

  • 上下ともに 再読
    しばらく辻村深月を読んでいなかったことを後悔した。
    既読ながら、手が止まらず、ひたすらに読んだ。
    文章が涙に滲んでいたけど、止められなかった。
    読み終わって、題名がまたしみじみと胸に来た。
    人は知らず知らず、誰かの神様になっているかもしれない。
    だれかの存在に支えられて生きるって素敵だ。

  • 登場人物のそれぞれの視点で進められていくストーリー。

    話が進んでいくにつれて、みんなが何かを隠していることが浮き彫りになって、最後の最後で下巻が早く読みたくなる締めくくりになっていた。
    特段自分にものを作る才能があるわけではないし、今のところ追いかけている夢もないので、こういったクリエイティブな人たちの集まりを見ているとものすごく他人事に感じてしまう自分もいた。

  • 下巻に譲る。

  • 小説家、脚本家、漫画家、画家などのプロだったり、卵だったりする男女がトキワ荘的なアパートで切磋琢磨に夢に仕事に友情に青春していく話。

    赤羽環という女性が軸に話が回転している。
    それぞれの登場人物が丁寧に描かれており、読み易く親近感を覚える。ただ、赤羽環のセリフが辛辣極まりなく目を引くが、それ以外はまぁ普通っぽい話。
    下巻に期待。

  • いろんな人におすすめできる。

  • 登場人物が多いのも、段々その人達のエピソードが明かされていくところも割と好き。何より最終章。予想できた結果ではあったけど思ってたより伏線が多くてスッキリ。

  • 後半近くにならないと登場人物が出揃わないのは辻村深月作品の特徴なのだろうか…?タイトルに神様とつく作品に天使ちゃんが出てくるのも面白い。
    上巻はまだまだ登場人物の紹介といったところで、物語自体の本筋にまで到達しておらず、下巻に物語が動きますよと提示するところまでで終了。
    天使ちゃんとコーキはどうなるのか?環はどうなるのか?天使ちゃんの正体は何なのか?

  • かなり昔に読んだものの再読。序盤の環の高飛車さに我慢できず、何度か読むのを辞めようかと思ったけれどぐっとこらえた。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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