- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062130554
感想・レビュー・書評
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描写が少し拙い印象だけど、最後の謎解きの畳み掛ける感じは良かった。
性善説を信じたい方だけど、こう揃いも揃ってちゃんと更正できるもんでもないと思う。
それぞれの家庭環境についての具体的なエピソードがあれば良かったかも。 -
少年犯罪の話。・・・登場人物のほとんどが罪を犯している。内容にはあまり関係ないところの設定に疑問を感じつつ読みました。
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はじめは、
なんかねぇ~、意気込みだけでこのまま進むの?
って感じだったけど。
読み進めるにつれ、ドキドキするとこも
けっこうあったし、犯人この人だよって
思わせる布石もあったと思うし
(外れちゃったけど)
面白かった。話しの進め具合は。
テーマ自体は課題のある少年犯罪だし、
掘り下げるといろいろと語れるけど
ここで語っても仕方がないので…。
でもさ、犯人はちょっと唐突な気がした。
しない!? -
サクッと読める
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中盤からから登場人物がみんなあやしい。不安が増幅して、途中でやめられない。終盤は、いっきに、これでもか、って感じの謎解きでやられました。ただ、最後に、心底悪いやつが出てきて、何となくしめた形だけど、その必要はあったのか。そして、悪いやつをこらしめるのが世間ってところが虚しい。
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これもまた重いテーマを扱った作品だが、次々とつながる登場人物とエピソードがよく練られています
真の更正とはなにか、贖罪とは
「13階段」に触発されたとあって、同じような読後感を得ます -
913.6ヤク 2015.7.3
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更生とは何か、そして贖罪とは何かを問う作品。
更に加害者が被害者より守られることや少年法の問題も盛り込んだミステリー。
ドラマを見たあとだったからか真相に対しての衝撃が薄くなってしまったのが残念。
もう少し記憶が薄れてから読むべきだったかも(¯―¯٥) -
内容 4年前、13歳の少年たちに妻を惨殺された桧山貴志のもとに、犯人のうちのひとり・沢村が殺されたとの知らせが入る…。少年犯罪と少年法を身近に感じ、贖罪の意味を問う傑
作。第51回江戸川乱歩賞受賞作。
話がちょっとつながりすぎかな、
一番悪いやつは、弁護士か、