- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062131957
感想・レビュー・書評
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テキサスっ子のおじいさんと、一緒に暮らす雌猫に起こった小さな事件について描かれています。
老いた雌猫は、自分では鼠一匹つかまえず、おじいさんが作ってくれるポテトスープを大好物に暮らしています。二人はよく、ピックアップ・トラックで魚釣りに出かけますが、ある朝、おじいさんが一人で湖に出かけたことから事件がはじまって・・・。
おじいさんと雌猫の関係は、飼い主とペットというよりも恋人同士に近いかもしれません。
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この猫すてき。
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毎朝おじいさんと釣りにでかける猫さんの話。
好物はポテト・スープだそうで。猫がいかにも取りそうな行動に物語性を持たせているのが何ともおもしろい。でも,一般的に猫はポテト・スープは飲まないだろうな。 -
おじいさんと雌猫だけしか出てきませんが、ふたりの距離間が、お互いを人としてあるいは猫として尊重されていて、ベストポジションをキープしています。
ある日、猫が魚を取りに消えてしまいますが(普段は魚をとることはない)、おじいさんはそのときも慌てふためかず(少し残念がって)「どうせなんの役にも立たない猫なんだ。」と言ってあくまでも自然体でいるところとか好きです。
あとがきでもでてきますが、本の中にでてくる「ブラックバードパイ」は、マザーグースの歌の中にでてくるパイです。最初にわかっていたほうがいいと思われるので記しました。 -
テキサスの田舎に年寄りの雌猫と暮らすおじいさんの日課は、猫と一緒にボートで釣りに出かけること。ネズミ一匹つかまえようとしない猫は、小さな魚が釣れてもただ見ているだけ。猫はおじいさんの作るポテト・スープが大好きなのです。おじいさんと猫の静かな暮らし。ある日起こる猫にとっての大事件。見知らぬ土地テキサスの空気が感じられる素敵な一冊。
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タイトルがヤバイ。
僕が生意気な猫を飼ったら、
ポテトスープを上げようと思う。
猫の名前は、「まぐろ」にしようと思う。 -
私も年取ったら、田舎町でにゃんことのんびりしたいなぁ〜。
あ、もちろん懐いてくれるにゃんこでお願いします。 -
テキサスの田舎に暮らすおじいさんの日課は、年取った雌猫とボートで釣りにでかけること。と言っても、おじいさんは釣りあげた小さな魚にキスして水にかえしてあげるし、魚はおろか、ねずみ一匹つかまえない猫もそれをじっと見ているだけ。猫はおじいさんの作るポテトスープが大好き。そしてある日、猫にとって大事件が起きるのだけど、帰ってきた猫がおじいさんに話している場面がすごく好き。猫って話すみたいですね。おじいさんも、興奮した猫の要領を得ない話を黙って聞いてあげます。村上春樹の訳注を読んでからもう一度絵の細かい部分を見ると、全然知らないテキサスの土地の空気感もさらに楽しめます。
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くすくす。この素直じゃないカップル(?)
村上さんがアメリカの本屋で偶然手にしなければ日本でお目にかかることはなかったのでしょう。そこがまたいいんですね。 -
ついタイトルに惹かれて、30頁位の絵本を読んじゃいました。これがなかなか面白い。
今度ちゃんと買ってこよっと