ふじこさん

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 213
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062139496

感想・レビュー・書評

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  • 読メでどなたかのレビューを読んで面白そうだったので図書館へ。
    とにかくよくわからん何かにモヤモヤして生きるってのは、思春期に誰もが経験することだな。
    そして生きることには明確な回答はないのだということを伝えてくれる誰か(何か)があらわれるのは稀である。
    その点ではこの子たちはまあ幸せなんじゃなかろうか。
    ふじこさんの話はまあ普通に面白かった。
    おばあちゃんのは若干不安が拭いきれない。
    手品師のは一体なんだったのだろう。
    ものすごい面白い作品ではないが普通に面白い。
    読んで良かったとは思う作品。

  • 3篇中「ふじこさん」読。過敏な女の子が立派に成長できて感動もの。

  • 面白くて最後は泣けてしまった。ここ半年くらいで読んだ中で1番よかった。

著者プロフィール

1962年名古屋市生まれ。92年「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し同年『宙の家』で単行本デビュー。『三人姉妹』は2009年上半期本の雑誌ベスト2、2011年10月より『ビターシュガー』がNHKにて連続ドラマ化、2012年『ピエタ』で本屋大賞第3位。主な著作に『水の繭』『チョコリエッタ』『やがて目覚めない朝が来る』『戦友の恋』『空に牡丹』『ツタよ、ツタ』など。2019年『妹背山婦女庭 魂結び』で直木賞を受賞。

「2021年 『モモコとうさぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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