盤上のアルファ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 474
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165976

感想・レビュー・書評

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  • 将棋好きなので
    楽しめた
    ええ感じや
    4.0点

  • 面白すぎ!

  • 将棋のルール知らないんだけど勝負の世界に引き込まれる。

  • これ読んでしばらく詰将棋はまりました

  •  破天荒な将棋小説。真田、ええぞ。
     朝日放送制作の単発ドラマみたいやな。静さん、エエやん。

  • 棋士を一度目指し挫折した男に飲み屋でのけんかをきっかけに知り合った社会部に勤める新聞記者が、自身も社会部から文芸部に左遷されるなか、その棋士崩れの男をサポートし、一人の男の再生をたすけるなか自身の新しい道をも発見していくというお話。将棋にはくわしくないがめちゃくちゃ面白いお話です。さくっと読めます。著者は塩田武士でまったく知らない作家ですが、世の中いろんな人がいるものです。ぜひ一読を。

  • 神戸新報で社会部記者から囲碁将棋担当記者へと左遷された稲葉と、将棋のプロ棋士への夢を捨てきれない男・真田との奇妙な物語。
    著者が神戸新聞の囲碁将棋記者だということで、かなりリアリティにあふれている。内情を知っていない人にとっても面白い話に仕上がっている。
    真田の三段リーグ編入試験がメインテーマ。

  • いや、新人やし、メッチャ技法的には荒いし拙いけど、ストーリーはメッチャ面白いで♪
    当面、新聞記者と二足の草鞋なんやろうけど、もっともっと沢山書いて欲しい作家ヽ(・∀・)ノ
    ガンバレ!!

  • なんかの文学賞を満場一致でとったという曰くつきの作品。
    とある将棋指しの物語なんですが・・ただそこに至るまでの話がちょっと長い?幾分冗長かもしれないな、と。新聞記者のエピソードとのバランスに「作者は一体どこを読者に伝えたいんだろう」と困惑したりもしました。そして地の文なんかも・・・なんていうか完全に第三者の目線なのか新聞記者なのか将棋指しなのか・・・読んでいて時々「あれ?」って思う場面も。作者の処女作品みたいですがそのせいか若干の読みづらさはありました。

    でもそれを補ってあまりあるストーリー。将棋は駒の動かし方くらいしか知らない自分でも将棋界のいろいろがなんとなく垣間見えて最後まで一気に読めました。絶対読むべき!とまではいいませんが、とりあえず読んでみても損しない一冊・・ではあると思う。

著者プロフィール

1979年、兵庫県生まれ。神戸新聞社在職中の2011年、『盤上のアルファ』でデビュー。2016年『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞し、“「週刊文春」ミステリーベスト10 2016”国内部門第1位、2017年本屋大賞3位に輝く。2018年には俳優・大泉洋をあてがきした小説『騙し絵の牙』が話題となり、本屋大賞6位と2年連続本屋大賞ランクイン。2019年、『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞受賞。2020年、21年には『罪の声』『騙し絵の牙』がそれぞれ映画化された。

「2022年 『朱色の化身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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