美しい家

著者 : 新野剛志

• 講談社 (2013年2月6日発売)

感想・レビュー・書評

[balisachikoさんの感想 · 2013年10月21日]

内容（「BOOK」データベースより）
その3人は誰も、「家族」を持たなかった。重なり合った孤独の先にあるのは光か、それとも―。高校時代に姿を消した姉の行方を捜しつづけている作家の中谷。「あたしが関わるひと、みんな死んでいく」という26歳の亜樹。子供のころに“教授”と目指した黄金の里に行きたいと願う友幸。一人で生きていながら、いつも誰かを求めていた。乱歩賞作家が喪われた「家族」を描く衝撃のミステリー。

[yosihiromorimotoさんの感想 · 2013年10月11日]

面白かったです。意外にも主人公と思われた人がが途中で死んでしまうのが想定外でした。

[しりうす☆さんの感想 · 2013年9月29日]

途中までは面白かったです。

[yuyu9900さんの感想 · 2013年8月1日]

・・・暗い。誰にも感情移入ができず、つらかった。
読み終えるのが大変でした。。

[harukisutoさんの感想 · 2013年6月6日]

一夫多妻のような集団生活の中で育った女がある一人の小説家に出会い…

[ちょさんの感想 · 2013年6月1日]

　後味は悪いが面白かった。

[リトルさんの感想 · 2013年5月4日]

序盤はどうやって展開していくんだろう！？とわくわくしながら読み進めましたが、だんだんとつまらなくなっていって残念。
登場人物が誰ひとり魅力がない。
小島は好き。

[こちさんの感想 · 2013年4月29日]

ん～・・・
途中までは面白かったんだけどなぁ

[ao-nekoさんの感想 · 2013年4月28日]

「家族」をテーマにした物語。でもタイトルの「美しい家」という言葉ともうらはらに、心温まる物語というわけではなかったりも……。
それぞれに自分の居場所やよりどころを求めながら彷徨う人たち。偽りの家族に偽りの記憶、たどり着く先に幸せはあるのか。そして明らかになる、過去の真相。たったそれだけのことだったのに、人生を狂わされてしまった人の多さに暗澹としてしまいました。

[kojirok1222さんの感想 · 2013年4月18日]

「あぽやん」シリーズの軽妙なタッチを期待すると裏切られる。

本書そのものは骨格のしっかりした、硬質な人間ドラマ。
読了時、重い余韻が残る。

著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港　あぽやん２』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい　あぽやん３』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」