- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062199605
作品紹介・あらすじ
「日本の伝統行事」を見つめ直し、その新しい意義を示す。坂本龍一監修:「日本の童謡と唱歌集」CD3枚付。
全テキスト・村上龍執筆。そのすべてに英訳を併記。膨大な絵と写真。誰もが口ずさめる懐かしい童謡・唱歌が、坂本龍一他、現代の音楽家、演奏者によってよみがえる。
★「日本を代表する表現者が結集」
「取り組んでから約8年、いつ完成するのだろうというような仕事でした。でも、坂本龍一をはじめ、和楽器界のプリンス東儀秀樹さん、藤原道山さん、装幀家の鈴木成一氏、画家のはまのゆかさん、そして、表紙を飾っていただいた女優の綾瀬はるかさん、坂本は親友なのでちょっと別にしても、他の人たちは、忙しいので無理だろうなというダメ元の依頼だったのに、快く応じていただいて、そのたびに、『この本は制作する価値がある』と思うことができました」
★「幼いころの自分を訪ねる、遙かなる旅」
「知っているようで、知らない日本の伝統行事。明治以来の西欧化の大波にあっても、民衆が残してきた数々の習慣、食事、飲み物、衣装、装飾。七夕で短冊に願いごとを書く意味は? 花火大会はどうやってはじまったのか? 祭りの御輿は何を運ぶのか? そもそも神社と寺はどこが違うのか? 伝統行事は、自分が子どものころと、どこが、どういう風に、どうして変化してきたのか? また、変わっていないのはどこなのか? それらを調べ、書いていく作業は、大人になり故郷を離れ、都会に住み、海外体験も重ねたわたし自身が、1950~60年代の幼い自分を訪ねる、遙かなる旅のようなものでした」
★「それぞれの世代、文化圏に」
「年輩の人は、『そうだよな、そうだったよな』、子どもたちや若い人は、『そういうことだったのか』、外国の人は、『日本って、こんな側面があるのか』、そんなこと、いろいろなことを、感じていただけると思っています」
(村上龍談)
感想・レビュー・書評
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女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000031471
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00232
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あまりにも早い変化についていけない
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意外とあーそうなんだということが多かったかな。
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本屋でアピールされており気になっていた本。アメリカに住むいとこ(日本人、旦那さんはアメリカ人)に何かプレゼントをあげる事になり、これにする。
正月から大晦日まで日本の文化を村上氏の体験も交え紹介、日本語と英語で。パッケージも絵も綺麗で楽しい。
私が読んでも、ああそういう背景が有ったのかと形を変えつつある日本文化を再度知ることができて楽しく、あげて良かったなとの印象。
日本の童謡のCD3枚も要らないのでその分安くして欲しかったな。 -
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