- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062597173
作品紹介・あらすじ
10歳までの子育てで「すべきこと」「してはいけないこと」とは?
――多くの「悩めるよい子」を見てきた精神科医の「お母さんのための処方箋」
子どもの心の土台は、10歳ごろまでに固まり始めると考えられています。
そして、子どもの心に大きな影響を及ぼすのが、親とのかかわりです。
一見、何の問題もないように見える子どもであっても、
親の関係とあわせて子どものようすを振り返ってみると
「悩みのもと」が潜んでいたと思われることも少なくありません。
じつは、素直で親のいうことをよく聞く「よい子」ほど、心の問題を抱えがちです。
しかし、10歳までに「悩みのもと」に気づくことができれば、
軌道修正はさほどむずかしくないのです――。
《子どもが抱える「悩みのもと」をみつけるために、こんな「よい子」に要注意》
・好き嫌いを言わない
・自慢げにすることがない
・勉強や習い事をがんばりすぎる
・クラスの人気者で、誰からも好かれている
《「悩めるよい子」を育てるのは、お母さんのこんなかかわり方です》
・子どもの行動を何もかも指図する
・イライラをぶつけてしまう
・「あなたのため」と言って、子どもに無理をさせる
・子どもに期待しすぎる
・子どもの話への反応が薄い
★なぜ、「10歳まで」が大切?
……10歳までに生き方のベースができるからです
★なぜ、「よい子」が要注意?
……不登校、摂食障害、対人恐怖症などの心の病は10歳まで「よい子」だった子の思春期に起こりやすいのです
★なぜ、「悩めるよい子」が育ってしまう?
……子どもを親のペースに巻き込んでしまうからです
★10歳までの「習い事」で子どもを伸ばすには?
……子どもが好奇心を示すものに注目することが、才能を伸ばす基本です
感想・レビュー・書評
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目新しいことは書いてなかったかな...
子どもをよく見て、自主性を大事にし、放任ではなくは上手にサポートしよう。
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「子供のために」という視点で早期教育や習い事をさせようとしている方々は一読すべき一冊だと思います。
非常に多くのことを考えさせられる本でした。 -
だんだん自分が目指す母親像が見えてきた気がします。
いい子に育って欲しい訳じゃなくて、自分で自分の人生を生きられる子に育てたい。
そのためにはやっぱり子どもを認めてあげて、見守る覚悟がいるんだなと実感しました。
ついいろいろと口を出してしまう自分を反省。 -
子どもを一人の独立した、様々な可能性を持った存在であるという認識が大切。
子どもの意思、気持ちを尊重すること。
しつけはポイントを絞ること。
母自身が、希望を持って活き活きと生きること。
子どものありのままに見ること。
色眼鏡をかけていないか、常に自らを振り返ること。 -
子育てにマニュアルなし