文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 656
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  • Amazon.co.jp ・本 (984ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062649612

感想・レビュー・書評

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  • ラストの冬の海岸のシーンが爽やかで好き。

  • 京極堂はなかなかででこないが、榎木津が絶好調ではないか!?
    「フットボール」だなんて・・・(笑)
    躁状態です!

  • 百鬼夜行シリーズ3作目。短期間に読みすぎだ。読みすぎて考え事がすべて関口独白風になってしまうじゃないか…。

    今回のキーワードは「髑髏」と「夢」。
    記憶喪失の女・朱美は、以前首を切り殺した夫が夜ごと自分に会いに来ており、自分はその度にまた首を切っては殺していると言うのだが…。

    京極堂、関口、榎木津、木場、伊佐間といった腐れ縁の面々が互いに文句を言いながら集まっている雰囲気が好き。
    今回の謎は、特に宗教が絡むからかオカルト色が強く、その暗くてじめじめした雰囲気がたまらない。

    どのキャラクターも魅力的だが、引用は榎さんのセリフが多くなってしまうなぁ。面白くてかっこいい奇人変人は大好きです。今回は特に輝いてたよ。自由すぎる。

  • 国譲りの武御名方富命(たけみなかたとみのみこと)の怨念晴らし、隠岐流島の後醍醐天皇の正統への執着。京極堂が語る神やら天皇やらに絡む呪詛の青史には皆式ついていけず、今回は外したなと思いつつ読み進む。なのに読後感がいいから不思議だ。

  • 全970ページ。長い。とにかく長い。
    京極堂が登場するのが600ページ以降。散りばめられてきた謎を解き明かすのが800ページから。謎解きだけで170ページもある。
    大仕掛けすぎて、難しい。混乱してくる。
    ここまで大仕掛けのミステリーは初めてだ。
    山田正紀の解説も素晴らしい。

  • シリーズ3

  • とにかく骨だらけですね

  • 読み終わったー!
    1ヶ月くらいかかった!達成感やばい!笑

    なかなか京極堂でてこないし、登場人物多くて途中でよくわからなくなりそうだったけど、面白かった。

  • だいぶ昔に読みました。

  • 京極堂シリーズの3作目。京極堂の出番は後半の解決編からのみで、前半のうんちく話はありませんでした。今作の重要人物朱美ですがかなり良いキャラで魅力的。姑獲鳥でもそうでしたが女性キャラが良い味を出してます。
    話としては盛り上がりがなくいつの間にか解決編に入り、過去2作と比べると物足りなかったです。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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