- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062705622
感想・レビュー・書評
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これから推理小説を読み始めようとする方
小学生や中学生の視線で、最高のミステリ
ですよ♪
最高の推理小説を紹介します
目の前にあった事を、ようく整理して
その意味に気がつき真相にいたる
人物も書かれているし、謎の意味もこじ付
けじゃないし、読後感も最高でした
本当に、本格推理小説漬けで頭がドロドロ
になった人も、読んでくださいねー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有栖川有栖氏の作品は初めてでした。
そのうえ、これはジュブナイル。
割とよくあるパターンですが深く考えずに手に取ったのでした。
読み始めてすぐ、おや?と思ったらそういうことでした(笑)。
お父さんが刑事、推理作家にどうしてもなりたい秀介12歳、お母さんが推理作家、刑事にどうしてもなりたい優希12歳。
そんな二人が夏休みに優希の母親の出身地である虹果て村を訪れ、そこで事件が起こる……。
その村で起きている揉め事や、事件そのものも興味深かったりしますが、何より子供の頃の気持ちが蘇ってくるのが楽しかったです。
夏休み――なんて魅力的な言葉なんでしょう。
ドキドキ感、ワクワク感、すっかり忘れていました。
大人が読んでも十分おもしろかったです。
だって、ついこの前までは、やっぱり子供だったんですから:-) -
2009年3月読了。
ミステリーランドの中では今のところ一番好き。 -
有栖川有栖初挑戦。ユーも秀も仲良しで良い感じ。子供向けだからか、わかりやすい。フェアでした。あとがきはちょっと苦手。
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装丁がかわいらしい。
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子ども向けミステリとしてとても良かった。ちょぴり懐かしい気持ちに・・・
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「ほら、推理小説っておもしろいよ。」
あー子どもの頃に読みたかった! -
子供向けに書かれたシリーズ。
とはいっても、普段子供向けには書かない作家陣で、作風は様々。
これは、どちらかというと、「かつて子供だったオトナ」向けかも。
主人公の男の子は、ミステリ作家を目指す小学生。
ミステリが好きで好きでたまらない。
たぶん、作者がこんなかんじだったんじゃないかなーと思って、ニヤニヤしてしまう。
中身的には、どちらかというと、「学生アリス」的な雰囲気なんじゃないかと個人的には思いました。
探偵になった女の子が江神先輩というにはちょっと役者不足だけれども、それは小学生には無理な注文(笑)
オーソドックスな謎解きと、小学生という組み合わせが、言い方は変だけれども素朴で楽しかった。 -
350P
初出:書き下ろし
初刷:2003.10/29
印刷:(株)精興社
製本:(株)若林製本工場
装画、挿絵:矢吹申彦
装丁:祖父江慎+阿部聡(cozfish) -
高速道路建設の賛否でもめる村での密室殺人。襲われた第二の被害者。推理小説家になりたい秀介と警察官になりたい優希の小学生コンビ。密室の謎は単純。犯人の犯行動機が分かりにくい。第二の被害者の襲われた理由や気を失う前に言い残した言葉「虹をみた…」って(--;)
2007年3月10日購入