黒猫の三角 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062734806

感想・レビュー・書評

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  • Vシリーズ(紅子シリーズってことか!)第一弾。

    オープニングにまんまと騙された。
    読み返してみれば、ああそうか、と。

    おもしろかった。

  • Vシリーズか、なるほど。
    さすがにミステリ慣れしてきたと思ってたけど、やはり固定観念があるらしいな!!

    しかし、「黒猫の三角」というタイトルが好き。

  • 初めての森博嗣さんの作品。少し期待して読んだんだけどトリックもそれありなのかよと思うものだった。でもトリック以外は面白く個性的なキャラが良かった。

  • 面白かったんだが、黒猫のデルタが難しくてよくわからず。あとは途中の死生観の会話あたりは必要あるのか?そこが無理やり挿入されてる感じがしてイマイチ。

  • うわ~、やられた。
    2作目の作品紹介を読まなきゃよかった。
    でも、それしかないよね・・・ほろくさ。

  • 最後のどんでん返しにびっくり。
    そして、紅子さんの口調にもびっくり。
    でも、楽しそうな作品。

  • S&Mシリーズの印象が強く、個人的にまだのめりこめない印象。

    ある意味、大どんでん返しとも言える結末.
    あくまでも、Vシリーズの序章的な扱いなのかなと思った

  • S&Mシリーズを終え、Vシリーズに突入です。

    正直、難しい。
    すべて真実が語られているわけではない。
    すべてが結論に通じているわけではない。
    一読では読みきれない。
    でも面白い。

    これから読み進めるにあたって自分の脳みそがついていけるかどうか不安になる一冊でした(笑)

  • 一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日、四十四歳になる小田原静子に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静子は殺されてしまう。森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第一作、待望の文庫化。

  • ついにVシリーズ!

    紅子さんの口調には最初驚いたけども。まあそれは良いとして。

    他の人のレビューでも書いてあったけども、改めて私の言葉でいえば、人の思い込みだとか偏見、そういったものの根強さというか狭い価値観というか。それらを自分が確かに持ってるということを再認識できた。
    そういう事実を突き付けられて、それが良いのか悪いのかはまた別の議論であるとしても、もう少しくらい、柔らかい頭・心を持っていたいな、と。
    そんなことを考えさせられました。

    S&Mシリーズも実はまだ途中なので、並行してどんどん読んでいきやす。

  • ついにVシリーズに突入しました!前半は登場人物の多さや森博嗣特有の登場人物の名前の読み方に戸惑いながら読み進めていたのですが、後半に入ると動機と意味の必要性や意外な展開に魅了されてしまい、気づいたら読み終えていた。固定概念による対象への鈍感さは恐れるべきものでると再確認。前シリーズに引き続き魅力的なキャラクターが多く楽しめそうです。

  • 再読です。
    まず、初めて読んだときは、主要な登場人物の多さと特殊な名前たちのせいで物語りに入りにくく感じていました。
    しかし、今回は再読のおかげですんなりと内容を吟味できたし、この物語の見せ場というか、最大の驚きも知っているのであちら側の視点からも見ることができて楽しかったです。
    人が持つ思い込みや刷り込みを、巧く利用していると思う。

    へっ君こと、犀川創平君がチラチラと出てくるところに思わず注目してしまいます。
    小さい頃の彼は、コーンフレークが何より好きだったようですね 笑

    そして、紅子さんの口の悪さがやけに目だっていたように思います。
    確か、後半になるほど落ち着いていたような・・・。

    そしても、たぶんに散りばめられているヒント(この物語の内容に限らず)に、なるほどという感じです。
    紅子さんの発言では、そもそも最初にキライと言っていたり。
    林警部の名前にしても、変わっている。とい言っています。
    そうすると、やっぱり、犀川林なのかなと。

    林選弱桑のパーツや、保呂草のゼロ。
    発想がしゃれてるなぁ。

    とにかく、後半にとてつもなく驚かされるお話です。

  • 本当に面白かったです。
    何を言っても多少のネタバレになると思うのでやめておきますが、終盤の疾走感はクセになりました。

  • 初森博嗣作品どんでん返しに参った。どんどん読みたくなって色々買い漁った。

  • Fになると同じく気づく人には気づく?

  • 紅子さん、練ちゃん、しこさん、すきだー。

  • このトリックは予想できなかった。

  • スタンダードなミステリらしい事件。しかし真相が語られるシーンで、意外さのショックと理解できない思考に、戦慄した。

  • 今まで読んだ本の中で一番怖かった…

  • 意外な犯人であったような、なんとなく想像通りというか…でも、こっちのシリーズもおもしろそうです…

  • 四季シリーズから流れてきた。
    保呂草さんが出てきて、はっ!となったものの最後には急展開で‥。
    続編が気になる。

  • Vシリーズの1作目。このシリーズは文庫のカバーがとてもオシャレで並べてみるだけで楽しい。これからS&Mとのつながりを見つけていくのが楽しみ。

  • 2009

  • 「一年に一度決まったルールの元で起こる殺人」のフレーズに魅せられて読み始めた作品。あと表紙。

    正直、それってアリ?と思わせるトリックや犯人だと感じてしまった。
    あと登場人物が色々とんでも設定すぎる。

  • 紅子さんがすき!

  • もう何度も読んでるから話の内容は頭に入ってるけどおもしろい。
    やっぱり練無が好き。他の本を読んで気になった部分を、これはあの時言ってたことか!って重い長屋読むのが楽しかった

  • 1年に1度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日、44歳になる小田原静江に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け、「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六角邸を監視するが、衆人環視の密室で静江は殺されてしまう。森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第一作、待望の文庫化。(紹介文参照)
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  • 創作の中の登場人物は、「これは嘘である」ということが何らかの形で読者に示されたもの以外は、「本当のこと」を話しているのだ、と何の根拠もなく信じ切っていた。

  • ▼随時更新

  • 登場人物の名前がラノベっぽくて最初読み辛かったが、話が煮詰まってくる中盤から、一気に読ませた。密室トリックのネタが、ええっ〜って感じで、肩すかしを食らいますた。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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