- Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751193
感想・レビュー・書評
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異形の館「梵貝荘」で起きた奇妙な殺人事件。その十四年後、現代の名探偵・石動戯作が、事件の再捜査に挑む。
綾辻さんの館シリーズは十角館しか読んでいないのでパロディ云々はわからないのですが、結局、殺人事件の真相は例のエキセントリックな動機とやらでいいのでしょうか。それはちょっと、どうなんでしょう。
「誰が誰か」の惑わしっぷりは素晴らしかったです。ただ、叙述トリックに拘るあまり他の部分が幾らか乱暴になっていると感じました。とってつけたというか、都合が良すぎるというか。でも綺麗に騙されて楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある豪邸で起きた殺人事件は居合わせた名探偵の華麗な推理で解決したかに見えた。だが14年後、改めて事件を再検証すると意外な事実が…というミステリ。だまされた。
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モノローグの視点、時間が入り乱れ(入れ替わりが激しく)、
世界に入るのに、少し時間がかかる。
えー、そうなのか。。。という結末。
うーん、やっぱり殊能さんならでは、のツクリ。 -
殊能将之さんの本は初めて読んだが、物語が収束していく過程は面白いと思った。
ただ、読み終えてから名探偵が主人公なのに「あれ、推理はどこに?」みたいな感想を抱いてしまった。 -
本編は名作だと思うが後日談がいまいち・・・。
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「完璧な本格ミステリ」という触れ込みに期待して読んだが、特にそう思わなかった。現在と過去が交錯する物語で、最初は、何か始まる。という感じがして面白かった。
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館が出てくるから どんなトリックかとわくわくしてたけど
なんか 違うのね。
騙されたけど、
驚きはしなかったな-