- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751995
感想・レビュー・書評
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心の想いと行動とが一致しない主人公にイライラしながら、でも自分が経験した反抗期もこんなものかなあと思いながら読み進めました。最後に父を殺した本当の理由は?というところに行きつくが、自分には理解できません、こんなことで?と思ってしまう。
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殺人事件の被害者家族となった主人公が、どうして父は殺されたのかを知るために辿る話。ラストの展開が唐突なような。。いい話に持っていった感。
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久々にホワイトアウトの真保作品。細かな描写にこだわりすぎて本が分厚くなる典型ではありますが、その辺をすっ飛ばしても最後まで答えが見えないこの仕組みが面白い。事件の当事者でない被害者の息子という主人公の立ち位置はこれまであまり考えられたものではなかったと思うし、難しいキャラクターを描き切ったな、と。ちょっと最後はいい話にしすぎているような気がしますが。これが誉田作品との違いですかね。
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最近読む真保作品は、今一つ自分にマッチせず…。殺人事件の被害者家族が主人公、その感じ方や、周りからの見え方、過去の記憶や後悔、また被害者、加害者、それぞれのアプローチがあり、ところどころの感触としては、ハッと思わせる部分があったものの、全体的には今一つの読後感。
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読み進めるのが辛かった。あまりにも重く暗い。
でも、終盤になると早く次を知りたい、読みたいと変わって来る。
どこに着地するのだろうと気になっていたが、そういう事だったのかと納得する。 -
2013.5.20
今ひとつ沼田の殺人の動機がしっくり来ない・・残念。 -
最後の最後までなぜ敦也の父親が友人に殺されたのかは分からなかったけど、なんとなーく納得がいかない結末だった。