卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062757799

感想・レビュー・書評

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  • 2007/09/24

  • 2007/9/24
    BM-H E

  • 食べ物って奥が深い。人の心も奥深い。だから、味わい深い食べ物は人の心に染みるのだろう。想いすれ違うのぶと正一郎夫婦、いつでもほっこりあたたかい舅忠右衛門・姑ふでの姿に胸がキュンっとしました。表紙のイラストも、後から見るとかわいらしく作品の雰囲気に合っている☆07年9/16読了。

  • 食べ物に好き嫌いの多い主人公は夫との生活が冷え切っている、
    食道楽でやさしい舅が、黄身返し卵、淡雪豆腐、卵のふわふわ、ちょろぎ 等いかにもおいしそうな食べ物のエピソードにからめてなにかと助け舟を出してくれる。

    本の題名に惹かれて借りる事はあまりないのですが、これはいかにもおいしそうで、実際に「卵のふわふわ」を作って食べてみたくなりました。

  • 2007.08.10

  • 文章のところどころに出てくる食べ物は素朴で質素だけどこころをあったかくさせるやさしいかんじ。おいしそうだし。のぶもそんなかんじのかわいいお嫁さん。
    でも一番はやっぱり食いしん坊な舅の忠右衛門!!すてきなじいさんだ!

  • 札幌出張JR内で読破。うまいなぁ。

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著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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