- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062760355
感想・レビュー・書評
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うーん。展開がよめてしまうので、ちょと物足りない。
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昔の名作って感じ
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430ページほど、厚めの一冊だったけど
気がついたら読み終わってた。
歌野さん、やっぱり凄いわ。
今まで本格的にミステリーは読まずにいたけど
ミステリーの面白さを、デン!と主張された感じ。
宮部みゆきを読んだ時も面白いとは思ったけど
次も、次も、って読みたくなるのは歌野さんの方かな。
吸い込まれて、頭ひねって、怖くなって、不安になって。
読者としてこれだけの感情を文章から受けられるなんて
本当に楽しい。
ちなみに、デビュー作。 -
歌野晶午デビュー作。謎の込め方が上手い。2重3重にトリックを混ぜてくる。
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大学4年生の秋。
もうすぐそれぞれの道を歩み始めるバンドメンバーがラストライブの練習のために湯沢へ合宿に来た。
が、そこでメンバーのひとりが奇妙な殺人事件の被害者になってしまう。
そしてまたもうひとり・・・
犯人はメンバーなのか、これはたたりなのか・・・
桜三月ー人はそれを狂気の月と呼ぶ。
めずらしくさとこがトリックをひらめいた!なーんかむちゃな殺人になりそうだけどでもうまく書かれてるなあと思った。
自分はだれのためになんのためにがんばってるんやろね。富名声はどこまで人を満たしてくれるんやろね。 さとこ
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大学の同級生であり、バンドのメンバーが殺された。しかも一度は死体も荷物も消えて。
トリックが金田一少年みたいだなー、と。さほどびっくりするような感じでもなくちょっと残念。途中でどうしたって読めてしまう・・・。デビュー作だと多少粗も見えてしまうのかな。 -
歌野さんの作品は面白いのにあまり読んだことなくて、久しぶりに読むためデビュー作を読んだ。 改稿されてるとはいえ、初めて書いた作品がこれってすごいなと思う。珍しくトリックについてはわかったけど、暗号は解けず犯人はわからなかった。やっぱり面白くていい時間だった。
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ハウダニット(どうやったか)とフーダニット(誰がやったか)が焦点となります。
あんなに伏線があったのに、全く予測不能でした。
1988年に発売された、歌野さんのデビュー作です。