新装版 長い家の殺人 (講談社文庫)

著者 : 歌野晶午

• 講談社 (2008年4月15日発売)

感想・レビュー・書評

[fukusukeさんの感想 · 2011年11月25日]

トリックがひどい。

[mukade96さんの感想 · 2013年7月9日]

トリックの説明を読んでもう一度読み直してしまった。
このトリックのためだけにこの本があるのだろうか。これもとに漫画か映像にすればいいのに。

[livingさんの感想 · 2013年1月14日]

漫画を読んだかのような内容の薄さ

[cxxxkingさんの感想 · 2013年1月4日]

最初の方でトリックがわかるオチが微妙、島田荘司のあとがきのみおもしろかった。

[Okuyasuさんの感想 · 2011年12月9日]

苦手な「本格ミステリ」の
見本的な作品だった。
トリックを描くことが中心になって、
読み物として面白くない。

そのトリックさえも見破れて
しまったものだから
ただ時間を無駄にした感じ。

”消失死体がまた元に戻る!?完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド“メイプル・リーフ”殺人劇―。「ミステリー史上に残ってしかるべき大胆なアイデア、ミステリーの原点」と島田荘司氏が激賛。この恐るべき謎を、あなたは解けるか?大型新人として注目を浴びた鮮烈なデビュー作。 ”

[べまさんの感想 · 2010年11月21日]

殺人事件が起こる前からトリックがわかるなんて初めてだよ！！！！



こんなあからさまなトリックはひどすぎる。
しかもそのトリックを二回も使うし。
そのトリックを　大胆不敵！前代未聞！　みたいに言うし。

トリックがひどくても、ストーリーや登場人物が気に入ればよかったんだけど
これも気に入らなかった。
私は学生ばかり出るミステリは好みじゃないし
探偵役がまたえらく気に入らないし。

「警察より頭がいいから」って自分でいうのも痛い上に
展開する自論がまた……
作者はこの人物をかっこいいつもりで書いたんだろうか？
下手すりゃこいつ中二病って言われるぞ！


そしてさらにさらに、警察がひどい。
無能すぎる。
あえて無能に書いていて、そこに何か意味があるのかと思ったんだけど
意味があるとしたら、
・警察に真相を解明させないこと
・探偵役をより頭がいいように見せること
ぐらいしか思い浮かばない。
一つ目はいいとして、二つ目はだめだ。
他を貶めることでしか持ち上げられない探偵なんて名探偵じゃない！

[toumeさんの感想 · 2010年2月19日]

少し辛過ぎる点かもしれないが、期待度とのギャップを考えると星一つ

裏表紙の煽りも少々納得いかない。薦で島田荘司が言うように中盤くらいでトリックの根幹が見えてしまう。
まあベルリンの壁崩壊以前著書であるし、時刻表ネタが主流だった（と自分は勝手に思っている）当時にしては斬新なアイデアだったのかもしれない
細かい伏線は中々面白くはあるが・・・

著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」