妖怪アパートの幽雅な日常 5 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768566

感想・レビュー・書評

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  • 青春っていいなあーw
    段々と大人になってく夕士が頼もしい。
    かしまし娘たちも生徒会長もいいキャラで、これからもっと楽しみ。

  • どんなに「普通」じゃなくても、それは日常。突然風呂場に修行用の滝ができようと、月夜に不思議がおきようと、食卓になまはげが乱入してこようと、しっかり御飯を食べて、しっかり寝て、しっかり生きていけば、それは日常(と、いいはる)。
    「妖怪アパート」第5巻。
    新任の教師に、転校生。高校生活も新展開の巻ですね。
    主人公の夕士くんは片足を異界に突っ込んで新米魔導士の修行をしているとはいうものの、普通の男子高校生。なかなかのバランス感覚で「日常」を送っているようだ。

    「クリ」ちゃんは夕士くんなんだなーと思うようになってきた。アパートのみんなに愛されて成仏(成長)を待っている可愛い男の子。高校生の男子にはできない猫っかわいがりも、幼児になら許される(やりたい放題?)ってとこでしょうか。そして新キャラの「千晶先生」も、もう一方の夕士くんなんでしょう。いろんな経験をつんで大人になった、人間のかっこいい大人。(龍さんは異界のひとなので駄目だったんでしょうね。これが冒険ファンタジーだったら龍さんがその役目だったはずだ)突然湧いてきたという「千晶先生」は夕士くんがあくまで「普通」の高校生であるために必要なキャラクターだったということなのかなと思いました。
    少々うざい青木先生と山本さんの話はもちこしになってしまいましたが、夕士くんなりの決着をつけてくれることを期待しよう。(うざい奴ら……扱いでおわりませんように)
    食事を作ってくれるるり子さんには口がない。掃除をしてくれる鈴木さんは背中を向けたまま、華子さんは送り迎えのご挨拶だけ。言ってしまうと、「妖怪アパート」には口うるさくてうざったい「母親」がいないのだ。思春期の子供が鬱陶しいと思い込む親との確執を経験していない夕士くんが、山本さんから学ぶことは大きいだろうと思うんですけどね。

  • 千晶先生やばいっというか、やっぱおもしろすぎる。

  • 大人が読むべき本だと思います。
    なんか深くっていいです。前向きになれる1冊です。

  • 高校生活が充実してきた。教師2人の個性的なキャラがとてもいい。青木先生は困ったちゃんだが、千晶先生は色々おいしいな!長谷のライバルがまた増えた(笑)。山本と青木のうざさが辛いが、いい引き立てにはなっている。修学旅行編楽しみ。細かいとこだけど、アムリタが1滴7か月くらい?なんて冗談で言われてて千晶先生それっぽっちで回復しちゃうのはなぜだろう。夕士の霊力?あと巻末おまけのバレンタインの長谷と夕士は読んでる方が恥ずかしいわ!ごちでした。

  • 新学期になって赴任してきた2人の先生と転校生。またまた、個性が強い人たちが増えたな。千晶先生面白い。これから、この3人(千晶先生以外の2人は絡んでくるのか?)がどうからんでくるのか、楽しみです。

  • ジュブナイルですが~面白かったです。

  • 今作も面白かった。

    千晶先生好きだなぁ。
    あんな先生がいたら学校生活すごく楽しそう。
    逆に青木先生みたいな人がいたら本当に嫌だ。
    自分の価値観でしか物事を見れない人ってなんだか悲しいですね。


    千晶先生の歌が聞きたい(笑)

  • 本当に面白い。そして今回は文化祭、新しい教師、そして、「やさしさ」のお話。本当にユーシの気持ちがわかる。つらくも無い状況を一般的に見てつらいと決め付けられて、そして勝手に同情される。こんなに侮辱された気持ちになることは無いだろう。「やさしい」ことをすることが正しい。自分は間違っていないと思うことの残酷さ。見たいなお話。これ、児童書だったらしいけどそれにしても含蓄の有ることばばかり。

  • 新たなキャラが増えた。
    伝えたいことははっきりと言葉になっている。
    痛快さを楽しんで読み飛ばすのが楽しい。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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