レッドゾーン(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 118
  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062769938

作品紹介・あらすじ

賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?大人気シリーズ第3作。

感想・レビュー・書評

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  • なんか・・・尻すぼみな感じ
    結末に近づくと『どどどどー』といろんな人と物と利害関係が一気に押し寄せてきて
    意味わかんなーいって感じになっちゃいました
    どこに行ってしまった・・・《マジテック》に芝野建夫
    期待してたのに・・・・・
    存在消滅・・・・・
    中国人の怪し~人たちが入り乱れてきて「誰だっけこの人」
    疲れた仕事帰りの電車の中・・・眠気が押し寄せ意識朦朧の中で読んでいたこの状況
    憶えずらい中国人登場人物たち
    休みの日にゆったり読めばよかった
    http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-205.htmlより

  • 【感想】
    上巻同様、最高に面白かった!!
    中国の交渉術の鮮やかさや余裕、したたかさは、読んでいて本当に畏敬の念を覚える。(中国人の皆が皆そうではないだろうが。)

    作中の一部分を抜粋。
    「だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。
    おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。
    そのツケをいつか払わされるだろう。」

    上巻の感想欄にも書いた、中国を卑下している日本人のこの目線は改めないといけない。
    アメリカ一辺倒どころか、今の日本人は本当に鎖国状態になっているからなぁ・・・

    話は少し逸れたが、、、
    1作品として本当に面白かった!!
    中国人の登場人物が見せる不気味さ、それに振り回されつつラストシーンでちゃっかりとオチをつけたアカマの室長の老獪さ、アランの因縁終着など、「レッドソーン」は本当に最高の作品だ。


    【あらすじ】
    この国に、守る価値が本当にあるのか?
    賀一華(ホーイーファ)を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。
    繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士(ホワイトナイト)」になることを求めた。
    圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?
    大人気シリーズ第3作。


    【引用】
    p9
    「副社長、外部の人間に坊ちゃんと呼ばれて、そんな顔をするのをやめるまで、いくらでもそう呼ばせてもらいますよ。あなたは交渉のイロハであるポーカーフェイスが、まったく身についていない。」


    p45
    「エンジンの仕組みは、単純に言うと、シリンダーという筒の中で燃料と空気を混ぜた混合気を燃焼させ、その際に出る熱エネルギーでシリンダー内のピストンが動き、クルマが駆動するというものです。」
    シリンダー内でガソリンを含んだ混合気が、圧縮・着火・燃焼した後に運動エネルギーとなる。


    p122
    中国は日欧米と上手に距離を取りながら、新興のロシアやインド、さらにはアフリカなどとの関係も強化している。
    彼らは国として生き残るためのありとあらゆる術を駆使しているように、鷲津には思える。

    だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。
    おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。
    そのツケをいつか払わされるだろう。


    p284
    「CIC相手にTOBをまともにやり合えば、勝ち目はありません。」
    「CICの怖さは、経済的合理性を無視した投資を行う点にあります。通常のファンドであれば、買収に際して世界中から資金を調達するのが一般的です。要するに、欲しいからといって湯水のように資金を使えるわけではありません。」
    「ところが、CICにはそんなルールがありません。確実に手に入るなら、CICは金額を惜しみません。」
    「極論を言えばCICの使命は、中国が保有するドルを無駄遣いすることです。なぜなら、下手に大きな利益を上げれば、外貨準備高を増やしてしまうからです。そんなことが続けば、世界中から人民元切り上げの圧力が高まります。それを避けるためには、利益を出してはいけないんです。」

    「どうせ捨てる金なら有効に使え。そういう恐ろしいミッションを、CICは課せられているんです。」


    p386
    「サム。俺が何を訊きたいか、分かってるだろ。」
    「正直言って、私には中国人が理解できません。彼らは日本人よりむしろ欧米人に似ている気もします。しかし、似て非なる部分が多すぎます。」
    「つまり、知れば知るほど、連中は不可解極まるという意味だな。」


    p410
    「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ。いいか、英龍、家訓に一つ足しておけ。憎しみからは何も生まれない、とな。アランの復讐なんてしない。アランは女の誘惑に負けて命を落とした。それだけだ。」

  • 今月の2冊目。今年の20冊目。

    ハゲタカシリーズだけで6冊だけですね。なんかアランの死の謎はあっさりでしたけど、他のところは濃厚でした。松平さんはもう出てこないのかな?

  • 賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?

  • ハゲタカ第三弾。プライベートエクイティファンドSAMURAIベンチャーキャピタルを立ち上げた鷲津と日本の象徴的企業であるアカマ自動車をめぐる買収劇。そこには中国の赤い魔の手が・・・・

  • 前2作よりは無双感がない。なんかうまく立ち回って落としどころを作ったという話。
    アランの死の真相はわかったのはよかった。
    ホテルの経営者の女は出てこなかった、今後再登場あるのか?
    4作目に期待。

  • 16/7/11読了。

  • 上下巻と分かれてて、
    上巻がおもしろかったため
    すぐに読み終わってしまった。
    ハゲタカシリーズ。
    ただ、やはり中国人の名前が
    頭に入りにくいので誰だっけ?
    と思うことが多かった。
    中国は恐ろしい国だ・・・

  • 2014.11.2(日)¥250(-2割引き)+税。
    2016.6.18(土)。

  • 2016.5.14
    最後の大内の言葉に会社とはどうあるべきか?が集約されてると思う。誰かから必要とされていれば、その会社は存続すると。
    頭の体操になりました。

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著者プロフィール

真山仁(まやま じん)
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。これが代表作となり、ドラマ・映画化された。
「ハゲタカ」シリーズのほか、『虚像の砦』『そして、星の輝く夜がくる』(いずれも講談社文庫)、『売国』『コラプティオ』(いずれも文春文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)、『海は見えるか』(幻冬舎)、『当確師』(中央公論新社)、『標的』(文藝春秋)、『バラ色の未来』(光文社)、『オペレーションZ』(新潮社)がある。

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