- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062772976
感想・レビュー・書評
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女子の夢がつまったようなお話だった。
舞台はインド、といえど英国の子女が集まる寄宿学校。高飛車で金持ちなクラスの支配者と、理不尽な支配に毅然と対する主人公、主人公を支える思慮深い友人。まさに王道!!
女同士の濃密な友情と、主人公を見守る王子様がまさかのドッキング。王道を超越!!!
安易なときめきだとわかっていても、女子としてはたぎらずにはいられない。シリーズの既刊があと2冊しかないなんて、早く読みたいけど読んでしまうのがもったいない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史背景が鬱陶しくて話入ってこない…
歴史苦手… -
女子向けラノベ。(たぶん)
最初から分かりやすい伏線?があって、だいたい予想がつく流れではあるんだけど、それでもこの物語は魅力的。
後半、主人公がしっかり自分で考えようとする流れに好感が持てます。ふにゃっとか言ってるけど。 -
【2015.08.18】
『あひる』という言葉に惹かれて購入(笑)
おぼろげな子供の頃の思い出、寄宿舎、夜中のティーパーティ、謎の美少女、エキゾチックな王子様。
少女小説的なものはウン十年も前に卒業したつもりでしたが、卒業してなかったコトに気付かされました。
14歳の時に読みたかった~
でも、14歳の時に読んだら、主人公の天然さにイラッとしたかも。
今だからこそ、ドキドキしながら読めたのかもしれません。
何にしろ、あひるちゃんも大活躍で満足な一冊でした。 -
『「Without you!(あなたがいないなんて、考えられない!)」』(p334)第二次世界大戦前後を舞台に、主人公シャーロットがインドのパンダリーコットで走り回る物語。全体的に童話のような懐かしさがあって、文章の雰囲気もそれらしい。たまに出るイギリス文化や、その時代の情報に興味をそそられる。何となく『明日のナージャ』を思い出したw
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1巻目でやっと重要登場人物がそろい、母親の正体が少し明らかになり、序章が完了した感じ。どのように結論付けるか全く予測不可。
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帯の「熱狂的なファンを生んだ傑作シリーズ」の文言に惹かれて購入。
バーネットの『小公女』に似たヴィクトリア時代の雰囲気を色濃く残す女学園の生活が描かれていて、非常に惹かれました。あの雰囲気が好きな人にはうってつけです。
ただ話はそれだけに留まらず、第二次世界大戦初期の英国とその影響下にある英領インドとの緊張関係、マハラジャの相続問題が絡んできます。
本題の「カーリー」は作中のキーパーソンですが、インド独立による藩王制崩壊にどう関わり、どういった思想でもって臨むのか今後の展開が気になります。 -
高殿さんの本を初めて読みました。愛と友情に溢れていました。 女子校での寮生活。夜中にお茶会をしたりと楽しそうな生活の中に、第二次世界大戦の不穏な影が忍び寄ってきます。スパイ、性別を偽る少女、怪盗リリパット。わくわくが止まりません。 早く2巻が読みたいです!
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謎の美少年、女学院、友情、歴史上の世界情勢と陰謀、そして恋。大好物ばかりがこれでもかと詰め込まれた、夢のような『美味しい』一冊だった。時代背景はきな臭いけど、わくわくする。これがまだ第一巻だというのだから幸せすぎる。巻末番外編のガイ・フォークス・デイが楽しくて可愛かった。もう、大好きだこの子たち!
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やっとこさ読めました