カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772976

感想・レビュー・書評

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  • 初読み作家さん。面白かった。英国統治下のインドで女学院に通うことになったお馬鹿な英国人の少女が、恋愛に近い友情を育みながら自身の運命に立ち向かっていこうとするお話。寄宿舎での女子どうしの悪戯あり、神秘的な王子様の登場あり、スパイの活躍ありで飽きない。また後半は第二次世界大戦開戦という情勢が絡んできて、ふわふわときめきしているだけではなく、スケール感や緊張感ある中での主人公の成長が見られる良い物語だった。続き気になる。

  • 表紙買いしてみたけど、なんっつーかストレートすぎて…やられたなぁ。好物だわ。

  • 題名にもあるが小公女の雰囲気も確かにある。でもそれより情勢が緊迫しているのでスパイとかマタハリとかが出てきてちょっとパンチの効いたものになっている。カーリーとの関係の進展が楽しみ。

  • インドの寄宿学校で出会った美少女カーリー。
    彼女は多くの謎を秘めていたが主人公はすぐに親友となる。でも実はその正体はインドの王子…。
    いいよー。いいよー。
    学校の友達が皆キャラが濃いいし、個性的。
    主人公がどんどん精神的に成長していくのも好き。
    恋愛はなー、異父兄弟かもしれんってことでしょ2人。
    くっつくのはかなり難しいんじゃあと思うんですが
    度々今でもカーリーと親しいみたいな描写が出てるので最終的には成就したのかしら。
    ハッピーエンドが好きでドロドロしたのが苦手なので幸せになってほしいなぁ。
    巻末の短編が一番ほっこりしたなぁ
    こういった学校の日常みたいなのがいい。
    きゃあきゃあ言ってるのいいよね

  • ラノベっぽいなあと思ってたらやっぱり初出がラノベ
    歴史策謀ものは好きなんだけど、人物描写が唐突なんだよねぇ
    上がり下がり激しすぎるし百合っぽすぎるしー
    でも先が気になるのでまだ読む。
    英国領インドの雰囲気が伝わってくるのはすてき
    子供には率先しては勧められないなあ

  • とても読みやすく、あっという間に読んじゃいました。最初は主人公の『ふにゃ』に馴染めず・・・それさえなければなぁ~と何度思ったことかwカーリーの事も、すぐに冒頭に出てきたあの子だなぁとわかったり、もうちょっと謎にしててもよかったかも?と。でも、楽しんで読むことが出来ました。続きも是非読みたいと思います。キャンディキャンディの様な小公女セーラの様な・・・そんなイメージを持ちながら読んでました。

  • 評価も良かったし、丸善でもオススメされてたので二巻同時に購入。
    やたら漫画っぽく、主人公にも共感出来なかったけどカーリーが良かったからよし。
    セリフがどうも馴染まないけど、ストーリー自体は楽しめた

  • 世界史、ファンタジー、学園、、、なんかとっても懐かしい!
    こういうの好きだったし、やっぱり好き。
    カーリー素敵ー!!

  • 高殿さん超久しぶり。マグダミリア→遠征王以来。

    わりと、これでもか!、って設定詰め込まれてる。
    みんな行動的ねー。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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