化物語(下) (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836074

作品紹介・あらすじ

青春を、おかしくするのはつきものだ!

阿良々木(あららぎ)暦が直面する、完全無欠の委員長・羽川翼が魅せられた「怪異」とは――!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANとのコンビもますます好調!西尾維新が全力で放つ、これぞ現代の怪異!

感想・レビュー・書評

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  • 物語シリーズ1作目の下巻。
    この巻は2編からなります。
    千石初登場。
    主人公でモテるやつはみんな鈍感(笑)
    結構無茶苦茶な内容です。

  • 上巻に比べて下巻ではストーリーに出てくる怪しい物との対決に面白みを感じどんどん読み進められました。
    上巻では不明だった羽川翼の事がわかり良かったです。
    ただ、暦はなぜそんな体になったのかが書いてなかったので不思議のまま終わってしまいました。
    他のシリーズに詳しく書いてあるのかな…?

    会話の掛け合い(駄洒落?)には下巻でも、私には面白みや楽しみが分からずつまらなかったです。
    その部分は飛ばし読みになっていたと思います。

  • 今回は、上巻に続いて千石撫子のなでこスネイク、羽川翼のつばさキャットの2つの物語が始まります。
    主人公とヒロイン達との言葉の掛け合いが面白かったです。何回もプッと笑ってしまいます。

    阿良々木と戦場ヶ原との初めてのデートシーンが印象的で、父親の車で目的地の天文台に行く場面でのセリフの掛け合いは特に面白くて、2人が野原で寝転がって夜空を見るシーンは素敵だなーと思いました。

  • 千石撫子ちゃんは超有名な『恋愛サーキュレーション』で先に知っていて、歌から勝手にヤンデレキャラなのかなと思っていたけど、こんなにか弱くてかわいい子だったのね。

    それぞれキャラがたっていて面白い。どんどん出てくるキャラクターとの掛け合いが楽しい。引き続き物語シリーズを読み進めたい。

  • 七年前、化物語を読んで戦場ヶ原に惚れた。
    登場人物たちの軽快な会話に夢中になって、寝る間も惜しんで読んだ。
    そりゃあもう何回も…
    アニメになると聞いて反発を感じたが、「君の知らない物語」を聴いて杞憂は吹き飛んだ、って言うか泣いた^^;
    その後のシリーズにはちょっと?な作品も散見されたけど、そんなことは気にならないくらい化物語上下は好き過ぎる。
    今思うと少し恥ずかしいくらいのハマりっぷりだったけど、読んでよかったなあと思います。
    未読の方は是非!

  • 評価:☆5

    アニメを既に見て話を知っているので、懐かしいなぁと思い出しながら読んでいた。

    個性的なキャラによって繰り広げられる会話劇に爆笑必至w
    西尾維新の作品を読むのは物語シリーズが初めてだけど、言葉遊びというか文字遊び?が凄く独特で面白い。こんな切り口もあるのかと感心してばかり。

    忍野のようなキャラクターにしたって、怪異にしたって一本芯が通っていてブレがない。それを軸にして進んでいく人間模様にも深みがあって考えさせられる。よく出来てるよなぁ。

    しかしこんな話の進め方をされると全ての始まりである傷物語が気になってしょうがないじゃないか!w
    早く読んでしまおう。

  • 下巻の方が楽しい掛け合いが増えて読んでて面白い。

  • 異質な感じのアニメだったが、原作もなかなか面白かった。展開より言葉のやりとりが秀逸。しかし鈍感で何故か女性にもてる優しいだけの男って、とある魔術シリーズの当麻に似てるなぁ~、こういう若者向けのパターン?アニメで戦場ケ原は嫌いなタイプだったが、原作で見直し。暫く語シリーズも追いかけてみます。

  • 忍野メメの去り方がかっこいい。あれこそ、別れが苦手な忍野メメ。あれこそが親愛の証…
    なにかいいことでもあったのかい?

  • コレ個人的にだいぶ好きかも・・・
    ノリはラノベな感じで、一応ジャンルは妖怪モノなんだけど、頁の8割が言葉遊び=漫才みたいな掛け合いで構成されている。
    読んでて楽しいし時々ふっと笑ってしまいました。
    あ、ストーリーの方もおもしろかったです。

    総評:大人版五味太郎って感じ。

  • 戦場ヶ原ひたぎさんとのデートシーンは何度読んでもおかしいけれど、いまあげられるのはこれくらい、なんてデレな部分も見れておすすめ。

  • 図書館で。なるほど、ここで「あれがアルタイル・デネブ・ベガ」が出てくるのか!←曲だけ知っていた。
    というわけで下巻は蛇と猫のお話。
    アララギ君ハーレムだなぁ。全然羨ましくないけど。そうか、だからあまり反感も感じないし、読めるのかもしれない。

    青少年の悩みの中心が家庭だったり(特に母親や親族)学校の友人だったりするのがものすごいよくわかる。大人になれば自分の行動に責任が取れるようになるし自立できるけれども、それを「保護」されてしまう立場にいる間はその枠からは出られないわけだし。学校や友人という枠はもう少しゆるみがあるようでも自力ではその枠から抜け出せないことを考えると同じことなのか。
    いじめられて自殺するぐらいなら学校行かなければいいのに…なんて自分は思ってしまうけれども、そういう選択肢すら知らない、選べない子も居るんだろうなぁ。

    というわけで逃げるのは恥ではないし、解決できる人に振るのは間違った行動ではない。そういう意味でアララギ君は間違っていると思うしあまり好きにはなれない。多分それは自分がトウの立ったオトナだからだろうなぁ。なのでカンバルさんの「助ける人を間違えないでくれ」と言う言葉はなかなか沁みました。

  • メモ(一部上巻コピペ)

    主人公・阿良々木暦→吸血鬼・忍野忍

    ヒロイン・戦場ヶ原ひたぎ→蟹

    専門家・忍野メメ

    小学生・八九寺真宵→蝸牛

    後輩・神原駿河→猿

    妹の友人・千石撫子→蛇

    同級生・羽川翼→猫



    引き続き各種化物に関わる登場人物たちの話、下巻。上巻に書き忘れたけど、忍野忍だ。彼女の役割が不明なのですが。阿良々木くんの血を吸う吸血鬼。その辺の詳しい話はなかった気がする。今後の話に続くのか。阿良々木くん自身のことも、妹が二人いるくらいではっきりわからないし。

    で、いわゆる少年漫画のハーレム状態ですかそうですか。出てくる女の子皆が皆、主人公に気になるそぶり。ヒロインが真っ先に射止めたけど、こんなのが続くのかな。まだ怪異に遭うみたいな表現があったけど、怪異イコール女子というのが非常に否めないのだが。

    そして忍野メメが消えた後、どんな展開になるのか。気になる。気になるけど巻数多いね…。

  • 青春怪異譚、第二弾。 阿良々木暦が直面する、完全無欠の委員長・羽川翼が魅せられた「怪異」とは!? 西尾維新が全力で放つ青春怪異譚、第二弾。

  • とりあえず。ひたらぎコンビ、可愛すぎます。 甘すぎず、苦すぎず、物足りないようで満ち足りている二人が好き。羽川さんのお話が結局のところきちんと解決していない点や伏線のような過去話に気になる点がたくさんあったので、まだまだ続きを読まなければなあと思った次第でございます。

  • なでこスネイクとつばさキャットを収録。
    途中のガハラさんとのデートシーンで、「アレガデネブアルタイルベガ」の意味を把握。
    アニメEDの歌詞とリンクしてるんですね、ここ。
    阿良々木さんとガハラさんラブラブすぎてリア爆…ではなくニヤニヤしてしまいました。

    なでこは何であんなに阿良々木さんにべた惚れなんですか…
    阿良々木さんちょっとモテすぎじゃないですか…

  •  ああ、面白かった、と。
     (下)から読み始めるような稀少な人に要約はいらないもんだと思いますが、「ああ、面白かった」以上に言うことのない作品です。

     あとはそうねえ、この作品から派生するアニメなんかを見て、二次創作を見て、ニコニコでMADを見てとメディアミックスを存分に楽しめばいいのではないかと思うのであった。

     「メディアミックスしにくいものを」という意図があったようなことがどこかに書いてあったけれども、もしそれが本当としても、なにか他者が突き動かされるような魅力というのは充分にあるわよね。あるのよ。

     素晴らしいと思います。神原が妹だったらアタシ、もっと真面目に働く。

  • 正直、戦場ヶ原さんに途中グラッときた。ギャップの破壊力凄い。

  • 最後まで飽きずに読みきれた。
    個性豊かなヒロイン達を、無駄なく、実に上手く描く手腕に脱帽です。

    物語シリーズを追ってみようかな。

  • ボケとツッコミにやられた。この人の本で主人公がこんなにテンション高いのって珍しい気がする。
    「裏切ったのか、寝返ったのか。・・・それとも、裏返ったのか!」に爆笑してしまった。
    ひたぎチャンの「宝物」を見せたくだりがすごい純って感じできゅーんとしたw八九寺チャンとのトークがすばらしい。笑

  • つばさキャットの003が好きすぎる!!
    アニメ版よりも暦君とひたぎさんがラブラブすぎる!!
    こっちが恥ずかしくなって、本を投げそうになってしまったよ。

  • 面白かったー

    暦くんは何故こんなにもてるのだろう
    やっぱり彼になってみたいもんです
    こんなにもてるのに、だけど一途に思う気持ちが素晴らしい
    あんなに虐げられているのに…!

    文章がなんせ面白い
    突っ込み絶妙。
    テンポよくこの返しができる頭が欲しいもんです
    このシリーズまた読みたい

  • なでこスネイク
    つばさキャット

    二作収録。
    このシリーズは、漫才中心のギャルゲ風言葉遊び小説です。

    上巻からたびたび語られる春休みとゴールデンウイークの詳細、は結局明かされずざっとした説明で終わりますが、ザ・優等生である羽川翼の事情がわかります。
    きっと、時系列通りに物語られたなら、読者もきっと羽川派が多くなっていたのだろうと思います。
    いや、誰派が多いのか実態を存じませんけれど。

    ちなみにわたしは神原駿河が好きです。めちゃくちゃすぎて。

  • 会話パートとシリアスパートのギャップが半端じゃないのが、またいい。
    登場してくる女の子がそれぞれに特徴があって、いちいち堪らん。
    まあ、ひたぎさんのツンデレサービスが一番なのは言うまでもない。

  • 下巻は完全に会話をたのしむのに徹したかんじです。
    お昼寝の時間を費やしてやっと読み終わりました。ねむい。
    作者の好きなキャラランキングがぴんとこない、わたしの読み込みが足りないのだろう。

    戦闘シーンがおもしろいです。アニメでどうなってるのか気になる。
    あららぎくんはなぜこうもお人好しなのか。異常だと感じる。

  • アニメが面白かったので読んでみた。
    別巻のレビューでも書いたが、アニメが丁寧に作られていることが
    よくわかった。
    先に本を読んでからアニメを見たとしても
    自分はおそらく期待外れ等の感慨は抱かなかっただろうと思う。

    怪異に自分から首をつっこんだ者と、そうでない者。
    良かれと思っても阿良々木くんひとりでは手に負えないことだってままある。
    撫子スネークで、蛇と戦おうとする阿良々木くんと
    それを止めようとする神原さんのシーンは、アニメでも小説でも
    個人的にとても印象に残っている。
    彼女に止めさせて申し訳ないと謝る阿良々木くんがまた良い。

    神原駿河はとても好きなキャラクター。
    まぁ変態なところは置いておいて
    彼女のきっぱりした性格、スポーツ少女らしい言動が好きだ。
    社跡に入ると影響を受けるにも関わらず
    撫子を助ける為であること、それが先輩の為にもなること、
    事前に分かって心構えをしておければまた違うのだと
    あっさり応えられるところなど、清々しくて恰好良いなと思う。

  • 下巻の方が面白くなってた!
    私が一番、読みたかったGWの話がなくてショック!忍ちゃんとの話が読みたい

  • アニメ化物語→化物語上巻→傷物語→化物語下巻
    の順で楽しませていただきました。

    アニメで内容は大体把握していたものの
    やはり活字ならではの面白さがあって良かったです
    西尾さんやっぱり大好き。

    アニメももう一度見返したくなりました。
    レンタルでなくDVD購入したい…

  • アニメから入りました、新房昭之氏監督作品、とても面白かったので原作はどんなものぞ?と…

    結果とても面白かった!作品を評価するにあたって「面白い」とはなかなか判りやすいようで判りすらかったりするんじゃないかと思うけれど、文字通り面白かった!言葉通り読みながら笑いがこみ上げてくるのであります。

    物語は「怪異」と呼ばれる魑魅魍魎、妖怪、化物、etcと主人公の高校生とヒロインの女の子達の触れ合い、退治したり懐柔したりいろいろを描いてる。しかしながら今作の特徴は、主人公とヒロイン達との会話にこそある。

    かけあいマンザイの装いで、ボケとつっ込みに拍手です。そしてそのボケが妙にマニアなネタで、そこも個人的にツボなのでした。

    主人公、阿良々木暦クンはつっ込み役で、ボケ役のヒロイン達が多彩です、アニメのセリフのほとんどが原作のセリフそのままだったのにも驚いた。

  • 下巻感想。

    ひたぎさんと初デートの巻が大好きすぎる!!
    キュン死する!!

    しかし阿良々木くんは気が多いというか、誰にでもいい顔しいなのはほんとむかつくわ。

    小説を読み終わって、好きなキャラの順位はひたぎさんが相変わらずの1位だけど、委員長や神原も好きになったかな。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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