- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062837767
作品紹介・あらすじ
100パーセント首尾よく書かれた小説です。――西尾維新
“――嘘つき。神様の癖に”
かつて蛇に巻き憑かれた少女・千石撫子(せんごくなでこ)。阿良々木暦(あららぎこよみ)に想いを寄せつづける彼女の前に現れた、真っ白な“使者”の正体とは……?
<物語>は最終章へと、うねり、絡まり、進化する――
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
かみついて、君を感じる罠の中。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
個人的にものすごく面白かった!
撫子目線での語りなので、今まで深く感情や思考が
表されてなかったために、この巻で深く知ることができたし
共感した部分や、やっぱりな…といった流れになった
ジレンマもあり、わがままでありものすごく人間くさい話だけども
読む順番が囮を後に読んでしまったため答えは知っていたが
逆の流れで読んでみても大変楽しめる一冊でした -
おもしろかった。
ふざけた感じがおもしろかったんじゃなく、物語としておもしろかった。
「撫子」の感情が理解できてしまう。
月火の追求が自分のようにズキズキとしてしまう。
撫子、暦、忍、扇、そして ひたぎ。
絡まり紡がれるセンカンドシーズン最終話「恋物語」が楽しみ。
「鬼物語」を挟んでからの。 -
アニメ傷物語2012年劇場映画化大決定!―嘘つき。神様の癖に”かつて蛇に巻き憑かれた少女・千石撫子。阿良々木暦に想いを寄せ続ける彼女の前に現れた、真っ白な“使者”の正体とは…?<物語>はうねり、絡まり、進化する!
-
空き巣の会話が今回の話の全てな気がしました。忍び込んだら蛇が出てくる所か怪異が居た、みたいな。
口に隠れてた化物。
口へ入れた化物。
囮にしていた物語。
化けの皮って意味なら確かに綺麗に隠れたたわねって -
前半はテンポが掴めなくて、ただただいらいらしてた。
撫子ちゃんって、こんないらいらするキャラだったっけ?と思いながら読んでました。
読み進めていく内に、この残りページで最後まで行くのか???と不安になっていたら、まさかの展開!!
撫子ぉぉぉぉぉ! -
「撫子の話かー、どうせ軽いサイドストーリーなんだろうな。」→読む→「まじ・・・かよ・・・!?」撫子さんに油断していました、すごいお話でした。すっかり騙されました。
いつも長い前髪で世界を隠して、見ないようにして、そしてついに自分自身にまでシャッターを降ろしてしまった撫子は、閉ざされた中で自分の「物語」を作っていく。