- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062882880
感想・レビュー・書評
-
ある時期、オリーブにはまった私としては捨て置けない本だった。酒井さんとは歳も近く、彼女のエッセイは元々大好き。私がサブカルに興味を持ったのもオリーブが発端だった気がする。元オリーブ少女は間違いなく楽しめる本
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった!酒井順子さんの洞察力、言葉のセンスにまたもや脱帽。オリーブの変遷がわかったのもよかったが、何よりも、非モテ女子が醸成されていたなんて少しも気づかなかった。私もまんまとその罠にかかっていたのだ。
-
オリーブ元読者か否かで評価は真っ二つに分かれるかと。オリーブ信者はどんなに時間を経ても相変わらず心酔していることと、ファッション誌が確かに文化を引っ張っていた時代があったのだと教えてくれる。何せそのオリーブ娘が社会で出世した挙句1号限りとはいえ復刊させるくらいだから、その思い入れの程はいかばかりか。
女の子時代にファッション誌を読んで時間を忘れ、幸せだったことは確かにあったけれども、それを後生大事に保管し今でもそのココロを忘れないというのは私には無い。ページが進むとその温度差が広がり、最後まで読むのは正直辛かったかも。 -
オリーブ世代ではないので、オリーブはオシャレな伝説的な雑誌!というイメージだったけど、
時代背景やオリーブという雑誌の移り変わりなど書かれていて読み応えがあった。
オシャレとモテ、大人になりたい少女と少女でいたい少女。私がこの世代に十代の少女ならオリーブ少女だっただろうな。 -
051
-
2015年2月新着
-
2014年11月20日、初、並、帯無久米書店