○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.29
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本棚登録 : 1519
感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936279

感想・レビュー・書評

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  • 「タイトル当て」という発想は面白いが、ヒントが少ないのでこんなのわかるはずがない…。せめて虫食いで…と思ったが、すべて空欄のタイトルのほうが見映えはいいから、まあしょうがない。
    上木らいちが魅力的だったので、映像化されないかなあなどと一瞬思ったが、絶対無理な相談だった。
    下品で露悪的な展開や描写もあり、苦手な人はいそうだが、そんな一見悪ふざけにみえる設定も、伏線やらロジックやらがしっかりしているので怒るに怒れない。
    いい「もやもや」だった。

  • 3.1くらいですかね。確かに衝撃は凄かったけど、拍子抜け感が否めない。あと主人公のキャラが好きになれなかった。タイトル当て(しかもことわざ)という趣向は面白かった。

  • 読者を巻き込んでストーリーが進んでいくという点では面白い視点ではあるが、それに固執しすぎてしまっているような感じもする。
    なるほど!そういうことか!って感じですね。
    そういう意味ではスッキリします。

  • 2020.6.8

  • 好きな作風じゃなかった
    ただの○○ストーリーやないかい!
    2/4/3

  • 続きが気になったという意味では楽しめたけど、人に勧めるほどかと言われるとそこまで。
    タイトル当て形式は新しい。「えー!」てなる事実が明らかになるのも楽しい。重厚さはなく、さらっと読める。

  • タイトル当てっていうのは新しくて面白いかなと思って読み始めた。
    事件が起きるまでが長すぎるのと、真相解明があっさりしすぎで拍子抜けした。
    もうちょっと読み応えがあると思っていたので残念。

  • タイトルが伏せられており、読みながらそれを当てるという楽しみができる変わった本。…当てられなかった。そして、サラッと衝撃的事実を放り込んでくるので恐ろしい。でも真相を知ると伏線が全部つながるのでなるほどなぁと納得できる。読後、タイトルに納得、伏せて正解、というか伏せた方がいいのだろう。

  • 馬鹿ミスなのかもしれない。と感じたのは物語上、盛り上がり始めるはずの探偵役登場シーン。なんで探偵役が援交?
    ただ知識として知っていたでも済まされるような、薄い交友関係披露。
    お客さんから聞いて知っていたて必要か?
    物語上そのシーン以外で登場しないし、シリーズでもない。じゃあなんで探偵に援交させた?
    作中に客を取ったシーンはあるが、事件にも解決にも全く関係ない、本当の端役。人物紹介に出てくるほどでもないキャラクター。
    タイトルあてに重きを置いているため肝心のトリックは単純で、犯人も分かりやすく一度読めば満足できる作品でした。

  • そこまでエロミスでもない。
    ネタ的にはアンフェアな記述であるし、藤原宰太郎の推理クイズみたいなもの。
    ヌーディスト島である事実を記述してしまうと、数ページで終わる。
    探偵役の上木らいちが援交をしている必然性もない。
    エロもミステリーも共に薄味。
    レミオロメンのアイランドがテーマソングと言っても『島』繋がりのみ。

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著者プロフィール

早坂 吝(はやさか・やぶさか)
1988年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学推理小説研究会出身。
2014年に『○○○○○○○○殺人事件』で第50回メフィスト賞を受賞し、デビュー。
同作で「ミステリが読みたい! 2015年版」(早川書房)新人賞を受賞。
他の著書に『虹の歯ブラシ 上木(かみき)らいち発散』『RPGスクール』『誰も僕を裁けない』
『探偵AI(アイ)のリアル・ディープラーニング』『メーラーデーモンの戦慄』などがある。




「2019年 『双蛇密室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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