- Amazon.co.jp ・マンガ (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063723960
感想・レビュー・書評
-
ルネサンスキター
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
四巻からどんどんよくなっている。
騎馬試合の所のコマ割りとか素晴らしい。
漫画でないとできない美しさ。
正直チェーザレ像の解釈は疑問がある。こんなに美しいヒーローではなかったはずだ。
が、ものすごく美しくかっこいいのでOK。グッジョブ!!
あとルクレツィァもすんごいリアルで可愛い。
しかし、不細工や敵役を書くときにあまりにも不細工に敵役にわかりやすく書きすぎるのでは 笑
それと説明の台詞が多すぎる!もうちよっと構成練ろうよ!
しかし、この恐るべき領域にごっつり取り組んでる姿勢と、絵の美しさには素晴らしい。 -
アンジェロ、がんばれ。
-
2010.3
-
今回もじっくり楽しく読ませていただきました♪ 惣領さんの描くチェーザレは、かっこよいのと同時に無邪気で可愛い。冷徹な支配する側の顔と、知的好奇心を抑えられない可愛さは前から描かれていたけど、4巻では庶民と同等の位置に自分を置いてみることによってのギャップを理解・吸収していく様がまた可愛かった。個人的には2Pとはいえサラディンが出てきて嬉しい♪
あと、ルクレツィアがブラコンなのは良いとして、このブラコンぶりは近親相姦説を取り入れてるんですかね。チェーザレはともかくルクレツィアは完全に恋人として見てるよねー。彼女の今後のあれやこれを考えると、どう描いていくつもりなのか気になる。
用語解説や佐々木教授のコラムは明日以降の楽しみにとってあるんだけど、それでも読み終わるまでに1時間以上かかっちゃった。すっかり半年に一度の楽しみになったなあ。来年春の5巻が待ち遠しいです・゜゚・*:.。.(*´▽`)。.:*・゜゚・*: -
第1巻の終わりから第2巻の最初までは「世事に疎いアンジェロのための社会化見学」だったのが、今号では「庶民生活に疎いチェーザレのための社会科見学」っていう感じでしょうか(笑)。 企画:ボルジア、遂行:メディチの産業振興プロジェクトで問題が発生したのを機にチェーザレが工事現場視察(偵察?)に行くエピソードが楽しいです。 政治的なことには年齢を感じさせない「大人顔」のチェーザレが、工事現場視察をほっぽらかしてついでに出向くピサでのお祭り観光では、以前ダ・ヴィンチに見せたのと同じような子供の顔を見せてくれます。
たまたま今号にはルクレツィアの回想という形で、大学入学前のチェーザレの幼い姿も描かれているところから、ホント、お祭り見物で見せる好奇心に突き動かされたチェーザレの行動が何とも言えません。 ある意味、年相応とでも言いましょうか・・・・・。 こと政治が絡むと凄みさえ見せるチェーザレが護衛を巻くために屋根伝いに逃亡する際に見せる生き生きとした表情、アンジェロと並んで路上でプルーンを食べ残った種をプッと飛ばす種飛ばしに興じる様子、悪意なく潜り込んだテントで着替え中のダンサーに痴漢扱いされつつも好奇心には勝てずにいつまでも彼女たちの裸体に名残惜しげな様子、十字軍を題材にした芝居の筋立てに思わず口を挟んでしまう様子、屋台の的屋でのドタバタ騒動、寄木細工のからくり箱に真剣に取り組む様子・・・・・。 その全てがチェーザレにとっていかに新鮮な体験でいかに貴重なものだったのかが伝わってきます。
チェーザレの住む大司教邸ではナッツを暖炉にくべて破裂音がしただけで護衛がすっ飛んでくるのですから、この対比たるや凄いものがあります。 しかもその騒動にウンザリしたチェーザレが「何事もほどほどということか・・・・」といった直後のイベントなだけに、ついつい「あれ?? 何事もほどほど・・・・じゃなかったんですか?」というチャチャをついつい入れたくなってしまうのは KiKi だけではないのではないかしら・・・・・(笑)。
(全文はブログにて) -
チェーザレが庶民の格好に着替えて祭に参加するエピソードが実に面白い。
アンジェロのようにチェーザレの言動にハラハラさせられる感じになる。
祭にはしゃぐチェーザレは子供のようだ。 -
11歳にして、すでに少女というよりも女の一面が垣間見えているルクレツィアの登場・・・
-
ローマで父やルクレツィア、ホアンとすごした過去の話から、現在へもどりピサでは、織物工場の放火、ピサの祭りと万華鏡のように話が進みます。アンジェロを軸に、ジョヴァンニやチェーザレなど主要人物が描かれているのでキャラクターの個性がひきたっています。
-
ルクレッツア登場の第四巻!
ルクレッツア可憐過ぎるよ!!久々に本気の惣領氏の女子絵はさすが。フランス人形(フランス人ちゃうけど)みたい!
ホアンは含みのある色男だなぁ…これも今後に期待が膨らむふくらむ
登場人物増えるので、また一読では人間関係理解についていけませんが、そこはおいおいフォローすればいいとして、
ミゲルの口からチェーザレ像やら自分との関係とかが語られたり、
チェーザレが街に飛び出して引っ掻き回す役立ったり、
アンジェロの目に映るチェーザレ像が変化していき・・・さあどうなる!?
(というか、アンジェロは今後どういう立ち居地になっていくんだろうか)
ラストかなり意味深なところで終わってまして、次巻めちゃ気になります!
音楽、工芸品、絵画やらの芸術に心奪われて能弁になる閣下筆頭のフィオレンティーナたちが愛らしいわ。
ところで、なんでフィオレンティーナたちは帽子かぶってるんだろう?
お忍びチェーザレの展開になんか違和感感じる。チェーザレキャラ変わった?と感じたのは、
キンツィカ地区行った時のあの状況把握力が全く無かったからだ!
それは、1,2巻は読者がアンジェロと同じ目線で、その視点からの話だった事で、今回のはアンジェロ目線から少し外れているのかな?
とか、視点は変わってないけどアンジェロのチェーザレを見る目が少し変化しつつある暗示なのか、チェーザレの心境の変化なのか。
はたまた、他に何か意味があるのか・・・色々考えてしまいますね。
応えは続きを読んで見つけなくちゃ!