へうげもの(12) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063729825

感想・レビュー・書評

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  • 泣かせるはずのシーンで笑わせる。笑わせつつ泣かせる。作者と、作者の中の織部像とが一体となって昇華したようで、この漫画読んできて良かったなと思いました。

    他にも、実際に東日本大震災を幾らかでも体験している最中においては、加藤清正のシーンが胸にしみました。

  • 秀吉逝く。楽しい死に様でしたねえ。素敵。
    「華」「侘」に続いて秀吉の「楽」ですか。織部も凄いことになったなあ………。

  • 豊臣秀吉の末期から死までを描いている。
    山里丸の完成で一気に秀吉の死期が近づいたように感じられる。
    新日本ハウスの曲には笑った。

  • 師を殺した過去を持つ秀吉と織部。二人の数奇な運命ははからずも同じ道をたどろうとしていて、12巻は秀吉だけでなく織部の死も暗示させる内容。
    死の間際に信長に到達できた秀吉のように、織部は利休を超えることはできるんだろうか。

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著者プロフィール

1968年、新潟市生まれ。大学在学中、「ちばてつや賞」に『大正野郎』で入賞。同作品でコミックモーニング(当時)よりデビュー。『デカスロン』『度胸星』『ジャイアント』など、斬新な着想、大胆な描写で、一歩先ゆく野心作を続々発表。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作『へうげもの』では、実在の武将茶人・古田織部の生涯を描き、「日本人」の価値観を深く掘り下げる。そして興味の対象は「文化」から「文明」へ、五百年前から五百年後へ。『望郷太郎』のはてしない旅が始まった。

「2023年 『望郷太郎(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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