昭和元禄落語心中(5) (KCx)

著者 :
  • 講談社
4.13
  • (141)
  • (167)
  • (76)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 1710
感想 : 89
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806700

作品紹介・あらすじ

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。
愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。
「八雲を継いで 落語なさい」。
言って聞かせる菊比古に、
助六、ひねくれ駄々こねる。
引っ張り出された場末の高座。
それでも演れねぇはずがない。
娘・小夏を笑わせて、
も一度あの日の夢を見る――。

八雲と助六篇、完結!
そして物語は再び与太郎のもとへ――!

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語なさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る――。八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ――!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 菊さんと助六の回想編は、このコミックに深みを示しました。人生のままならなさや葛藤しながらも一人芸を深めることになった八雲の生き様は孤独ですね。それにひきかえ、与太郎は浅くて軽くないですか?八雲さんの目は大丈夫ですよね。小夏さんも化けて欲しいなぁ。

  • この表紙はだめでしょう(涙)

  • 八雲と助六編
    菊比古が迎えに来て
    高座に上がる助六
    「芝浜」

    助六のみよ吉の事故の真相が明らかに

    与太郎真打が広まっての高座
    浮世床

    菊比古、八雲襲名し、小夏を引き取る

    からの助六再び編
    与太郎が真打になり、
    3代目助六を襲名

    野ざらし

    妊娠を告げる小夏
    父親は明かさず
    そんな小夏に与太郎は結婚を申し込む
    2人は添い、八雲師匠と共に暮らす
    小夏は息子を出産

    真打に


    「落語は共感を得るための芸です。
    笑わせるだけのものじゃない。
    共感は時代では変わらない。
    だから大丈夫。
    て、ししょーが言ってました。」与太郎

    真打発表の高座
    つるつる

  • 東京に戻ったら(4人で)師匠の家で暮らそうよ
    と言った八雲師匠の言葉
    とても優しくて素直な感情で泣けた
    その後の悲劇を知るから余計グッとくる台詞

  • 20211208読了

  • みよ吉と助六の死の真相が解った。
    誰にとってもやるせない瞬間だったろうな。

  • 2019.3.9市立図書館
    八雲と助六篇、完結。
    たしかにテレビドラマとはちょっと違う顛末。
    そして与太郎の助六再び篇へ。
    巻末の番外篇4は「松田さんのらくごのススメ」
    (次の巻は13人待ちだって、うへぇ…)

  • 2014-2-13

  • -

  • “ 落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語をなさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る―。
    八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ―!”―裏表紙より。

全89件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

雲田はるこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×