フラジャイル(1) (アフタヌーンKC)

著者 : 恵三朗 草水敏

• 講談社 (2014年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[onboroさんの感想 · 2014年11月30日]

病理診断を行う専門の医師、病理医にスポットをあてた作品。
本誌（公式サイトにて1話無料購読可能）のアオリに書かれているように、医療"ドラマ"です。

主人公で大病院の病理医の岸先生、岸先生の同僚で病理技師の森井くん、
そしてヒロインで若手女医の宮崎先生を中心に話がすすみます。

科学名称や難しい病名などもでてきますが、気後れなく読むことができます。
医療現場を細部までリアルに描いているわけではないので、入りやすく読みやすいです。
なんといってもキャラクターが魅力的。
岸先生のイラァッとする話し方も一生懸命な宮崎先生も好ましいです。

全部で4話収録。1話、2話はヒロイン視点。3話、4話は森井くんの視点でのお話しです。
森井くん視点のお話しは2話構成。心に刺さる場面が多くて参りました…

続きが楽しみです！

[むしこ／まるた曜子さんの感想 · 2014年11月26日]

新たなお仕事漫画キタ！今後も楽しみ！

好みと違うけど、稲垣先生ははっきり言う人でいいなあ。

[剣崎博士さんの感想 · 2014年11月25日]

病理医に焦点を当てためずらしい作品。家族が病気を患った際，担当の臨床医が「病理の検査により病名が確定します」といったことを思い出した。

著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『彼女の鉄拳』で審査員特別賞受賞。

「2023年 『フラジャイル（25）』 で使われていた紹介文から引用しています。」