かくしごと(6) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 233
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065114926

作品紹介・あらすじ

「サンタさんって信じてる?」「編集者って信じてる?」 漫画家・後藤先生は娘やアシさん相手に、クリスマスも仕事と家庭で大忙し!

感想・レビュー・書評

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  • "隠し事は描く仕事でした"
    漫画家であることを隠している父と娘の日常コメディ第六巻。

    この巻は年末年始ネタ中心。自由の利かない"自由業"。大変だなあ。"初回文書"の話はしみじみ共感。

    巻頭・巻末描き下ろしは新展開?

  • 雑誌「月刊少年マガジン」で連載されていた久米田康治の「かくしごと」の第6巻です。2020年4月にはTVアニメの放送、2021年7月には劇場版が公開されました。漫画家であることを隠し通そうとする父と娘の日常を描いたハートフルコメディです。巻頭/巻末のカラーページと本編のモノクロページで時間軸が異なるのが本作の特徴ですが、カラーページの展開がどんどんと核心に近づいてきているのが分かります。本編は、いつも通り漫画家の日常が描かれています。物凄く面白いネタがあるわけではないけど、じんわりと面白い作品です。

  • もう姫ちゃんにバレてるんじゃないかって思う場面が多々あって読んでるこっちがヒヤヒヤしちゃう。姫ちゃんの誘拐疑惑の時に、漫画家のカッコのまま家に帰っちゃってコタツから出られなくなるのは笑った。あと年末パーティーの後に十丸院にコート持ってかれて両手でTシャツのプリント隠しながらタクシーに乗ってるのとか地味に笑えた。架空の年賀状でさえキャラを立てる。職業病だな。カラーの現代ページでは、姫ちゃんと同じ年頃の謎の男の子が登場。ちょっと私には想像できない展開。私も姫ちゃんと同じく隠し子かと思っちゃったもんね。

  • ゴトー先生は、人に良い風に勘違いされるケースが多いですねw
    六條センセー、志治君、十丸院など…。
    誰かが勘違いした考えを、ほんとにゴトー先生は持ってないのかなー。

    六條センセーは想いが強すぎて行動こわいってばw
    まぁゴトー先生は大概女性相手に勘違いさせるような言動が多いですけどね…!

    志治君のは、良い話だけど、後々自分の首をしめるって展開になるってのが切ない。
    年賀状という小さい空間にも、キャラを掘り下げるっていう先生がとても漫画家。

    絶望先生の裏話(?)みたいのも聞けて良かったです。
    その後の業界不況問題で切なくなるけどなー。

  • サンタを何時まで信じていたかという割とオーソドックスな話題から、編集を何時まで信じていたかなんて漫画家あるあるネタへ繋げてくる構成は面白いなぁ。それが更に自身の経験に繋がってくるのはもう本当に話作りの上手さを感じさせる

    少しずつ進展している未来編に登場した少年、「お父さんの隠し子」じゃないってことはやっぱり……

  • "「人間弱いもんだから
    そこまで気にする必要ないんじゃないかな
    罰受けたんなら
    もう少し買ってもいいんじゃないかな」
    「お父さんは娘に甘すぎだよ
    このままじゃ計画性のない大人になってしまうよ」
    「そ そうだな」"

    描き下ろしカラー漫画の展開……。

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著者プロフィール

出身:神奈川県、デビュー:1990年 『行け!! 南国アイスホッケー部』第27回新人コミック大賞(小学館)で入賞。1991年 週刊少年サンデー15号より『行け!! 南国アイスホッケー部』を初連載。受賞歴 :『かってに改蔵』(平成13年度 第25回講談社漫画賞・少年部門ノミネート)・『さよなら絶望先生』(平成19年度 第31回講談社漫画賞・少年部門受賞)、コミックス:『さよなら絶望先生』全30巻、『せっかち伯爵と時間どろぼう』全6巻。『なんくる姉さん』(原作担当/漫画・ヤス)全5巻。

「2020年 『かくしごと(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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