夫婦という他人 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
2.84
  • (4)
  • (6)
  • (18)
  • (13)
  • (4)
本棚登録 : 201
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065121429

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初は、ふむふむ……と読んでたけど途中から、そもそも育ちが違うんだと思い知らされる場面が多くなってきて、疲れました。

  • 夫婦のひとつのかたちとして、とても参考になった。

    「夫婦とはこうあるべき」
    「妻とはこうあるべき」
    というのは、幻想でしかなく、
    夫婦それぞれが作っていくものなのだな、と改めて感じた。

    いろんな夫婦のかたちがあっていいよね。

  • 自分の祖母と同年代の方が「個」を尊重した夫婦の在り方について語っていることに驚きを覚えた。もちろん夫婦の在り方については様々な考えがあると思うが、下重さんのように「自分が考える夫婦の在り方」を語ることができるような女性になりたいと思った。

  • 長年つれあってあるというその関係性が羨ましい。

  • もしあの時、違う選択をしていたら...と考えることはないだろうか。自分の人生は大きく違っていたのではないか。別れ道でどちらをとるか、その選択は自分にかかっている。
    迷いはあっても最終的に自分で決断したなら、悔いはない。しかし他人の意見に従ってしまったら...。後悔は永久に残る

  • 下重さんの連載エッセイを書籍化した本。
    エッセイだと思ってから読むべき。

    ご年配の女性は保守的なイメージがあったが下重さんのような方もいるんだなぁと。

    自分である程度自立していつでも1人で生きていけるけどそれでも2人でいるという状況が理想。

    下重さんはかなり極端で変わっている部分もあるけど、考え方はそれなりに共感出来た。

  • 既婚女性であるからこその「余裕」「上から目線」をひしひしと感じました。様々な家族形態ができつつあるなかで、夫婦という一形態を語るというわけではなく、既婚というステイタスを自慢しているようにしかわたしには感じませんでした。

  • 夫婦が互いに自立しているっていいなと素直に思いました。まだまだ男女の役割にとらわれがちですが、これからはそんなことにとらわれない時代になっていくのかなと思います。そのためにも、まずは選択的夫婦別姓が早く実現すべきでしょう。
    でも、結局いちばん大切なのは、お互いに期待しないことというのが共感できました。「期待しない」を唱えながら生活していきます。

  • 精神的にも経済てきにも自立している女性の結婚観。
    とてもさっぱりしていて読んでてそういう考えもあるのか、
    と新鮮だった。

  • 前半で紹介される惚れ切った恋人の話が印象に残った。文字通りドラマみたいな恋であった。どうして本質と関係ない話が印象に残るのだろうか。それはやはり書き方がドラマ仕立てであったからかもしれない。シーンが浮かんだ方が印象に残る。下重さんの夫との付き合い方、距離の置き方は、羨ましい面もあるが、それはこどもがいないから実現できるようなものだと思った。

全23件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。日本旅行作家協会会長。
主な著書にベストセラー『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』『明日死んでもいいための44のレッスン』(以上、幻冬舎新書)、『鋼の女――最後のご女・小林ハル』(集英社文庫)、『持たない暮らし』(KADOKAWA)、『夫婦という他人』(講談社+α新書)、『老いも死も、初めてだから面白い』(祥伝社新書)、『自分に正直に生きる』『この一句 108人の俳人たち』(以上、だいわ文庫)他多数。


「2023年 『年をかさねるほど自由に楽しくなった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

下重暁子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×