- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065165836
感想・レビュー・書評
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ビーナスの正体について、「こうじゃないかな」と予想した通りになってしまった。。。
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さらっと読めつつも、終盤の意外な真相に驚かされ、そして読後感は爽やかという、相変わらずうまいなあと思うことしきりな作品でした。なのですが、ビーナスというかヒロインである女性のあの真相にはびっくりしたものの、心にガツンと響いてくるものが本作に関してはほとんど無かったように思えます。主人公のあまりのだらしなさに引きずられて全体の印象が悪くなったというのもありそうです。謎そのものは結構魅力的なだけに、なんだかもったいないなあと。とにもかくにも近年の雪山シリーズに近いライトな作風なので、『白夜行』のような重量級の作品を読みたかった読者にとっては物足りなく感じるのではないでしょうか。あと他に無かったのかもしれませんが、タイトルも安易な印象です。まあ、たまにはこういうこともあるでしょうから、次作に期待します。
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主人公同様、楓に振り回されてすぐ読み終えてしまった。
過去の謎解きをしていくワクワク感も楽しかったし、主人公と一緒に楓を追いかけた。
最後のミニブタや、パンツは見えなかったもすごく良かった。最後まで楓らしく終えて、爽快な読み終わり -
独身獣医の伯郎のまえに、弟の妻と名乗る魅惑的な女性の楓が現れる。楓は、弟が失踪したと。さぁ、物語の始まりです。
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後半の展開が意外な方向だった。楓の正体は予想外だったけれど,全体的にはおもしろかった。
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後半まで謎、解けんくない?!って焦ったけど、するんと結末までいった感覚。東野圭吾の書く一族、揃いも揃って性格悪くてたまんないよね。
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登場人物の関係が複雑で覚えるのが苦手な私には難しかったです。アット驚くほどでないかもですが、なるほどって思いました。先日テレビでもやっていたのと似た数学の話も出てきて、さすが東野と思ってしまいました。