ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(2)なんか楽しくて開ける絵本付き特装版 (講談社キャラクターズA)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065242520

作品紹介・あらすじ

「自分ツッコミくま」ナガノによる人気シリーズ、早くも続編が登場!
特装版には、開いてビックリのちいかわオリジナル新作絵本が付いてくる!

なんか小さくてかわいいやつ=通称「ちいかわ」は、たまに現れるちょっと怖い存在におびえたりしながら、労働に精を出す日々を送っています。

そんなちいかわの大親友・ハチワレは、ちいかわの家で「草むしり検定5級」の資格対策本を見つけます。
「資格を取って報酬がアップしたら、みんなに贈り物ができる」
苦手な勉強を頑張るちいかわの姿に、ハチワレが思いついたのは…。

小さくてかわいくて、いつも一生懸命。
もちろん、なんでもうまくいくわけじゃなくて、ちいかわの日々は、辛いこと、悲しいこと、危険なこととも隣り合わせ。
でも、大好きなみんなと一緒に、明日も笑って「くらしたい」。

ここでしか読めない描きおろしエピソードも収録します!

感想・レビュー・書評

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  • 2巻目。
    今回もとても可愛いい、癒される一冊になってました。
    付いていた絵本も仕掛けがあり、とても面白い!絵が大きくて、迫力あるちいかわたち可愛いー!ってなりました!

  • 「三ツ星レストラン」編を収録する。ちいかわとハチワレが三ツ星レストランに行き、ピンチに陥る。

    『ちいかわ』は小さくてかわいいキャラクターの「ちいかわ」や友達のハチワレ、うさぎ達の日常を描く。かわいいキャラクターを見て癒される話をイメージするが、結構シュールでブラックな世界である。ちいかわ達は労働して報酬を得て生活している。資格によって報酬が異なるシビアな世界である。労働の中には討伐という怖いものもある。

    フジテレビ系列『めざましテレビ』内でアニメ『ちいかわ』を放送している。ちいかわもハチワレも子どもが声優をしている。ちいかわは青木遥さん、ハチワレは田中誠人さん。「三ツ星レストラン」編は2023年6月に6回に分けて放送された。

    ちいかわとハチワレは、たまたま「三ツ星」の看板のあるレストランに遭遇した。ちいかわは店の雰囲気に不安を感じるが、ハチワレは楽天的で前向きである。三ツ星レストランは三つの星が飾ってあるから三ツ星であった。星達は拘束されており、呻いている。特にアニメでは星達の声が太い。最初に星達を観た時は星達を怖いと思ってしまった。しかし、それは拘束された苦しみであった。解放された後の星達はかわいらしい。

    日本では留置場(代用監獄)や外国人収容施設の過剰拘束などの人権侵害が国際的に批判を集めている。愛知県警岡崎警察署は勾留者を裸でベルト状の手錠や縄で140時間以上拘束して死なせた(「「犬ネコ以下だ」息子の死に父怒りの会見 留置場で裸で拘束、署員が“暴行”か…監視カメラも見せてもらえず 県警が捜査中」FNNプライムオンライン2022年12月19日)。収容者が暴れたから拘束したと正当化する傾向があるが、それは逆であり、自由が損なわれているから暴れる。

    三ツ星レストランは宮沢賢治『注文の多い料理店』を連想させる展開である。不信感を抱いてもおかしくない展開であるが、ハチワレは「今日の疲れがすっかりとれました」と喜んでいる。『注文の多い料理店』は二人で店に訪れたため、互いに判断を委ねて都合よく解釈する。これに対して『ちいかわ』では、ちいかわは一貫して不安感を持っているが、ハチワレが甘い。

    ちいかわ達は最後に巨大なオムライスを食べる。三ツ星レストランを否定した後に出された料理がオムライスという日常グルメであることには味がある。値段と味は比例しない。うさぎが走って登場し、オムライスにかぶりつきますが、すぐに満腹になる。食べる勢いはあるが、食べる量の制約を知っている。うさぎは飽食の愚かさを認識している。

  • モモンガファンの次女がいまさらながら紙の本を買って読み始めたのでごいっしょしている。
    1巻ではいじらしいちいかわに愛着が湧いて、2巻ではハチワレいいやつだなあと好きになった。栗まんじゅうは謎。無限白米湧きどころ、よい。余白が多くて独特のペースで話が展開するからハマっちゃうのかな〜。

    (特装版じゃなくてふつうの買ったのに間違って登録してしまった…)

  • 草むしり検定!ちいかわが勉強を頑張ってる姿がかわいい。ハチワレ優しくてかわいい。うさぎ3級持ってるんだ〜すごい。三ツ星レストラン何だったの…怖い。
    おつかれラーメンの絵本がまたすごくかわいい!ラーメン食べたくなる。チャリメラじゃなくて。鎧さんも優しくて好きだなあ。

  • 草むしり検定の話、ハチワレの優しさがにじみ出てて好き。
    今回も70ページとか三ツ星ラーメンとか、ヤバいシーンあり。それが良いのがちいかわ。
    あとシーサーちゃん、ここから登場。
    特装版限定の絵本は1巻に付いてきたような大きさでこっちも中々良いが、1巻も特装版買えばよかったな〜て思ってしまった…。

  • とにかく可愛い第二弾。
    草むしり検定の話は何度読んでも切なくて、2匹の優しさに涙出る。

  • ほっこり癒されます。
    特典の絵本も可愛くって、想像しない描写がありふきだして笑っちゃいました。
    ちいかわずっと見守り続けたい…

  • ハチワレのカメラに対するスタンスがとても好き。
    あととりあえず郎に行きたい。

  • 健気なちいかわ、素直で良い子なハチワレ、ちょっと狂気じみてるウサギのトリオが最高。ハァ〜ってしてるおじさん(?)にはクスッとしてしまうし、鎧の労働者さんはいちいち可愛すぎる。草むしり検定のエピソードは自分が受験勉強してた頃を思い出してしんみりしたり、ホントいい漫画です。特典でついていた絵本も癒やされます。

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著者プロフィール

イラストレーター。TwitterなどSNSを中心に「ナガノのくま」「ちいかわ」などの作品を展開中。また、単行本『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』(講談社)も好評発売中。

「2023年 『ちいかわ 2024 Diary&Schedule 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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