税金で買った本(1) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1991
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065261682

作品紹介・あらすじ

小学生ぶりに図書館に訪れたヤンキーな石平くん。その図書館で働く早瀬丸さんと白井くんに10年前借りた本を返却していないことを指摘される。その指摘をきっかけに図書館に通うようになるどころか働くことになる石平くんの図書館お仕事漫画。

感想・レビュー・書評

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  • ブクログで知ったマンガ。面白そうだと思い買ってしまいました。買って良かった。このマンガ面白い。

    今まで何も思わず図書館を利用してたけど、このマンガを読んで色々考えてしまった。過去に2回程借りた本を少し傷めて返した事があります。正直に言って謝罪して返したんですが、その時の対応も様々で。冷たい目で「気を付けてくださいね。」と言われたり、「大丈夫ですよ。」と笑顔で言ってくれたりと。私も当然ワザとやった訳ではないので、モヤモヤしたのを覚えてます。でも、このマンガを読んで司書さんたちの大変さが分かり、大切に読もうと思いました。『税金で買った本』、なんか心に響きますね。ただで本が読めていいなー、なんて軽く思って読んでたのが恥ずかしくなってしまいました。

    ヤンキーの石平くんの今後の成長が楽しみですね。図書館や司書さんたちとの出会いでいい方向に向くといいですね。

    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      メイさん、こんばんは!
      『税金で買った本』面白いですよね。私も継続して読んでます。本棚には登録してませんが‥。
      登録といえば、『夜明の図書館...
      メイさん、こんばんは!
      『税金で買った本』面白いですよね。私も継続して読んでます。本棚には登録してませんが‥。
      登録といえば、『夜明の図書館』だけは登録してます。
      コミックも奥が深い様で、まだ知らない良質な作品があるんだろうなあ、と思います。
      こんなコミックの良さも共有できたらいいですね(^ ^)
      2023/02/22
    • メイさん
      こんばんは、NO Book &Coffee NO LIFEさん。
      初めまして。いつもいいねありがとうございます。

      実は『夜明の図書館』、レ...
      こんばんは、NO Book &Coffee NO LIFEさん。
      初めまして。いつもいいねありがとうございます。

      実は『夜明の図書館』、レビューや皆さんが紹介されてるブックリストを見てて、気になってる本なんですよ。絵も可愛いし。NO Book &Coffee NO LIFEさんのコメントで益々読んでみたくなりました。
      読みたい本、マンガがどんどん増えてしまいます。
      (^^;
      2023/02/22
  • 利用している図書館は、もちろん税金で買った本である。
    だが、本が好きだから利用していて税金で買って…とか思ったこともなかったなぁ…などと感じながら借りている。

    これは、図書館お仕事漫画である。
    まだ知らない決まりごとや利用者さんとのやりとりなどわかりやすく描かれている。

    実際このコミックではヤンキーの石平くんが、10年前に借りていた本を返さず長期延滞となっていた。
    小学生の時に借りたまま、それから引っ越しして本などすっかり忘れていた。
    もちろん手元になく、新たに同じ本を購入して弁償することになる。

    そこから図書館員さんと少なからず顔見知りとなり、バイトで勤務するまでになる。

    破れた本の修理は、本専用のテープで修理する必要があるからむやみに自分で家のテープでしないでほしいとか、いちばんキツいなぁと感じたのは、やはりすご匂いがついた本だろう。
    絵本だと落書きや破損などけっこう目にするが、小説で臭いと借りる気がしないよなぁとなる。

    税金で買った本ということは、その町の財産なんだから丁寧に扱うべきだろうなぁと思う。

  • 10年もの間長期延滞した図書を弁償することで、図書館でのアルバイトができるようになった主人公・石平くんがうらやましい。

  • 図書館の漫画。面白かったが、私にツンデレヤンキー属性がないので、今一つノレない。ただ、この女性司書さんが良いキャラ。図書館お仕事漫画的にはもうちょっと、色々つめこんでほしいが、これからが楽しみな作品ではある。

  • ヤンキーくんとメガネ司書と筋肉司書

    図書カードを作ろうとしたヤンキーくんですが、子どもの頃の未返却の本の弁済を求められます
    ケッと図書館を後にするヤンキーくんですが…

    〇紛失、破損との図書館員の戦い
    〇図書室でなく、学校図書館ならパーフェクツじゃった
    〇ヤンキーくん、ピンチ!
    〇調べる楽しさ

  • 3巻まで読了
    よく利用している図書館で働いている方々の苦労が見えて楽しい。本は大切に扱わなくては

  • 普段利用するけど、どんなことをしているか知らない図書館の裏側(カウンターの内側)。
    司書さん側の視点だけでなく、利用者の視点もおりまぜながらで読んでいて時間があっという間にすぎるほど面白い。

  • ずいのさんの図書館での勤務経験を元に書かれてある「図書館だより」が簡潔で面白い。
    「夜明けの図書館」埜納タオ著では「レファレンス・サービス」に光を当てて描かれ、「図書館の主」篠原ウミハル著では私立図書館を舞台に図書館の働きや児童書をテーマに、「鞄図書館」芳崎せいむ著ではありとあらゆる本が収められている鞄の中から海外の本をテーマに描かれているコミック本を読んだ。久々に図書館の仕事をテーマにしたこの本に出会えてワクワクしている。先に読んだ本よりラフ感があるが、どんな切り口で図書館の働きを描いてくれるのだろう。以降も楽しみだ。

  • 2023/01/22
    図書館で借りました。

    結構盛って書いていらっしゃるなぁとは思いますが、
    (作者も途中でコメントしていますが)
    マンガとは言え図書館の中ではあんなに大きな声では話せないですね(笑)
    あと弁償の下りもさすがにあそこまではしないでしょう。
    話をつなげるとはいえちょっと現実的ではないなと感じました。
    白井、コンプラ的にアウトですし(笑)

    ただ、「図書館とヤンキー」という
    「捨て犬とヤンキー」のようなミスマッチだけどエモいみたいな感じは読んでて普通に面白いです。
    キーチくん、今後どんなライブラリアンになるのか、見守りたくなる……。

    ちょいちょい図書館あるある(割と少ないけど)が出てくるのも面白いです。
    ヤンマガなので絵のタッチは多少えっちぃな感じはありますが、あまり気にならずに読めました。

    リアルな図書館のお話であれば「夜明けの図書館」の方が勉強にはなります。

  • ヤンキーくんが図書館でバイトする話。図書館はよく利用するので、そこで働く人たちが裏で何を考えているのか(そこまで黒くはない)を知ることができて楽しい。「疑問に思ったことの調べ方」を教えてくれるレファレンスはとてもいいなと思った。

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