競争の番人 内偵の王子

著者 :
  • 講談社
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感想 : 154
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065285909

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ物の2作目とは知らず、これはいっすくめから読まないとダメだなと感じてしまった。

  • 続くんだね。

  • シリーズ2作め、やっと読めた。
    本局から九州へ異動になった主人公ががんばるお話。
    環境が変わるのはめんどくさいけれど長い目で見たら大事な事なんだろうな。そして仕事に行き詰まったとき、思いを共有出来る同僚がいるのはいいなあ。胸が熱くなった。
    常盤さんみたいな恐ろしい同僚がいない職場でよかった。

  • 福岡第二合同庁舎の第四審査課に移動になった白熊楓がこの課では内偵の常盤と言われるエース常盤恭太郎と呉服業界の競業事業者同士が話し合い商品の値段や生産量を取り決めるカルテルをダイロクメンバーと共に調査していく事になった。裏には暴力団が絡んでいて、殺人や襲撃されたりと大変だったが白熊が持ってきた録音データが証拠になりカルテルは解決した。殺人は、常盤が証拠隠滅などして友を救おうとした事を小勝負によって問い詰められたが、証拠がなく自首も逮捕も出来なかったが犯人は逮捕された。

  • 隙間時間にさくさく読めました!

    仕事の解決、事件の真相ともに楽しめました。

  • 着物業界の談合の話とか難しかった。

  • 良かった

  • シリーズものは第一作を超えることが難しい典型だが、それなりではある。

  • 東京から九州に異動になった白熊さんは、着物業界のカルテル、仲間はずれ、労働力搾取などの問題に取り組みながら、パワハラ上司、喧嘩腰の後輩、自由人すぎる同僚に振り回される日々を過ごしていた。さらに、地方の拠点では十九条案件という小さめの案件しか担当させてもらえないことが多く、せっかく事件の手がかりを掴んでも成果は本局に横取りされることが多く不満がたまっていた。そんな白熊さんを見てるととても辛くなってしまった。時折登場するダイロクのメンバーだけが癒し。小勝負さんは無愛想だけど白熊さんのことを随分気に入っている様子。桃園さん、風見さんのアットホーム感もいい。人って取り巻く環境によって良くも悪くも変わってしまうものなんだな…。一度切りの人生なんだから、悪い環境で消耗するのはもったいないかも。

  • 2023.2.14

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著者プロフィール

一九九一年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、二〇二一年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』などがある。

「2023年 『帆立の詫び状 てんやわんや編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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