- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065285909
感想・レビュー・書評
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あまり知られる事の無い公正取引委員会のお仕事話第二弾。どんな話だったか、あーあーそんな人いたねーと思い出しつつ読んだ。
業界の闇や地方の脱却できない因習でがんじがらめの人々、面白いようだが盛り込み過ぎ?途中から急に話しご都合良く進み過ぎて速足過ぎて、事件の規模に対して犯人の動機が弱すぎかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
公正取引委員会の話、第二弾です。
今回主人公は東京から九州福岡に赴任。
地方は地方で中央とは違って地元のしがらみや地方局で勤務する者たちとの隔たりもあって、なかなか苦労している様子。
そこへ呉服店に絡むカルテル疑惑ですが、地元の問屋とのつながりや売れ行きが落ちてきて価格もそれなりな呉服業界というところがリアル。
担い手も減ってきていたり、業界でも苦悩がうかがえます。
しかし、そこに暴力団とのつながりがあってカルテルから抜けるのも命がけときては、さすがの公取も後手に。
色恋沙汰に「ちょろい」主人公に心配する人も。
中央から主人公の古巣のメンバーも出張してきて、事件は大詰めにといったところでカルテル摘発の裏にとんだミステリーが隠されていて、最後の仕掛けに唸りました。
今回面白かったのもさることながら、次回の話が出るのが楽しみになってきました。 -
個性的なキャラが次々登場して楽しかった。
地方でも、白熊ちゃん、大活躍!
火事場の馬鹿力、凄かった。
呉服の流通がよくわかった。 -
2023/03/24
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シリーズ第2弾。
九州事務所へ転勤した公正取引委員会の審査官 白熊楓、今回は呉服業界に挑む。
古い慣習に縛られながらも業界で生きて業界を守ってきた人たち。知らない業界の一面が垣間見れて面白かった。
(図書館) -
テンポが良く、読んでて楽しかった!
典型的なエンタメ小説かな。。 -
面白かった。
面白かったけど、店の名前がメーカーなのか問屋なのか、どこの誰のなんだかわからなくなってくる。
前作もそんな感じだったような…
小勝負くんが白熊さんに対する態度がなぜああなのかがわかる章が良かった。
この2人はうまくいってほしい。