殊能将之 未発表短篇集 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065289839

感想・レビュー・書評

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  • 最初の短編がとても面白かった。
    なんとなく結末を予想して読みながらだったが突然話が一変する感じが良かった。
    後ろから急に頭を殴られた気分になった。
    構えず読めたことが良かったのかもしれない。

  • 『犬がこわい』がよかった。
    『鬼ごっこ』は、え?どういうこと??ってなった。

    なにより『ハサミ男』を読む前に読んでしまってちょっと後悔。
    記憶が消えた頃に『ハサミ男』読むか。

  • 殊能将之の生前未発表の短編を集めた作品集。
    「ハサミ男」でデビューする前に書かれたものらしい。
    「鬼ごっこ」なんか特にそうだけど、ちょっと筒井康隆味を感じた。

  • 前から読みたかった短編集。
    手に入れられてよかったです。
    ハサミ男の裏話が一番興味深く読ませていただきました。
    どんな作品でもいいからこれからも読みたかった。生きていてほしかったです。

  • 解説がとても興味深い。

  • 未発表の3短編とデビュー前後の日記(独り言)?がまとめられた一冊.各作品に実験的要素を盛り込み試行錯誤している様子が窺え,併せてそれらの作品を執筆していた当時の様子が日記から確認でき,中々満足のいく一冊.成熟した作品を読んでみたかった.

  • 「犬がこわい」
    「鬼ごっこ」
    「精霊もどし」
    「ハサミ男の秘密の日記」

    49才で夭折した殊能将之の短篇集。
    未発表なだけあり、荒削りだったり癖があったりする作品が多いが、ファンなら楽しめる内容。

  • 今になって未発表原稿が出版されるってすごい。
    他の作品の完成度に比べて、「鬼ごっこ」はえらい支離滅裂感。もうちょっとなんとかならんかったのかしら。

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著者プロフィール

1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、『ハサミ男』で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『美濃牛』『黒い仏』『鏡の中は日曜日』『キマイラの新しい城』(いずれも講談社文庫)がある。 2013年2月、逝去。

「2022年 『殊能将之 未発表短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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