- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074115075
感想・レビュー・書評
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★★★★☆
男爵は最初弾がなくて本を落としていました。ですが、落とし方や内容を考え考え、二つの国の人々がわかりあえるように…と変わっていく様子が、世界から少しづつ争いをなくしていくことができるんじゃないかな?と。
(まっきー)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この男爵、素敵です。
タイトルからは想像できないですが、実はどっしりしたメッセージが込められた絵本 -
そらいろの飛行機で、空を飛ぶのが好きな男爵。
しかし、戦争が始まり、男爵も戦うことになりました。
男爵は、重くてあたると痛い、爆弾になるものを探します。
そして、ぶあつい百科事典を投げることにしました。
戦争は続きました。
すると男爵は、戦争をやめさせる名案を思いつきます。
それは、とても素敵な方法でした。
ペンネーム missy -
ペンは剣よりも強し。
反戦のお話。 -
高学年にも、中学生にも。
戦争を平和にかえる方法。 -
積み木の家とかと同じ匂いの本。
すばらしく正しいし良い話だけども大人向き過ぎて破天荒な面白さはない。
おとぎ話とは真逆。 -
反戦の絵本
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LE BARON BLEU
2014年サン=テグジュペリ賞受賞
そらいろ男爵は自分でつくった飛行機を
空色に塗って飛んで、だれにも邪魔されずに鳥をながめていたが、戦争がはじまり、「行かなければならなくなりました」
「敵を、やっつけるため、国じゅうみんなでがんばることになったのです」
男爵は砲弾の代わりにあたったら痛いぶあつい本をぶつけてた
最後の一冊「戦争と平和」になり、それは当たらず、敵の隊長が読むことになる。
…ということは、それまでの本は頭に当たってみんな死んでしまっていたのか…
敵の隊長は戦闘意欲をなくしたので、そらいろ男爵は、それならとぶあつい本ではなくおもしろい本を落とすことにする。
それからは、おもしろい本をおとしては闘いを止めるようになる。
本を落とすことはどんどんエスカレートして、小説の前半と後半を敵と味方の陣地に半分づつ落とし、話をするきっかけをつくる。
その後は、家族の手紙を落とし、とうとう戦争は終わり、男爵は勲章をもらう。
よい絵本のような~ちょっと頭をかしげるような。
何か違和感もあるのだけど~ -
画が楽しい。