- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086018470
作品紹介・あらすじ
ある事情から13歳で逃げるように故国を離れたエリアーヌが宮廷女官になって4年。「目立たず・地味に・慎ましく」をモットーに生きてきたのに、突然、第二王子のクロードに騙され結婚させられて!?
感想・レビュー・書評
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影のように生きていきたい、と願った主人公の前に
突如求婚してくる王子様が。
一体何の罠だ、と疑いたくなる主人公の気持ちが
非常によく分かります。
しかし生活を見ていく毎に…王子は単なる○トーカーの
ような気がしてならない、と思ってきていたら、な展開。
話が進むと、どうして主人公が目立たないように
生きていきたかったのか、が分かります。
いやしかし、ここまで人生こじらせた、というか
性格こじらせた人物が登場してくるのも凄い。
物語なので当然と言えば当然ですが
因果応報って…すごいです。
いや、それをいうなら、彼の父親、ではありますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クロードがあまりに強引かなとも思いましたが、純情な面が全開になっている事で、むしろ可哀想に思えてきました。
無自覚にすべてのアプローチをかわし続けるエリアーヌと良いコンビ。 -
エリアーヌに執着して嫌がらせをする従兄のシャルル王子に、本人は騎士のつもりだったみたいですけど、よく考えるとストーカー?なクロード王子。エリアーヌって変な人に好かれるみたいです。
私的に一番いい味を出してたキャラは、やっぱりクロード王子。
エリアーヌのコーディネートはまかせとけ!って常にドレスやらなんやらでエリアーヌを飾りますけど、サイズも好みの色もデザインも長期間にわたるリサーチのたまものって、エリアーヌが知ったら憤死ものです。部屋にも各年代のエリアーヌの肖像画が飾られてるみたいだし、これでエリアーヌの好意が入らなければ、やっぱりストーカー決定です。
ただエリアーヌがちょっと鈍いっていうか、最後の最後で兄確定って、あれだけ好意を寄せられながら、その勘違いってクロードを打ちのめしてますよ。ちょっとだけクロードが不憫になりました。 -
犬がいっぱい出てきた。そして、しつけと称して額にキスしたり触ってきたりするドS王子と半ば無理やり結婚することになってしまった主人公。主人公の兄の偏愛もすごかったし、この物語の男性陣は粘着すぎるわ!(笑)クロードも過去の思い出があるからまだ大丈夫なんだろうけど、部屋にエリアーヌの成長過程の肖像画を飾ったり、彼女の好みを熟知していたりと、若干というかだいぶストーカー気味だよww
序盤はイマイチだったけれど途中から面白くなってきたし、上手くまとまっていたのでサクサク読めました。エリアーヌの鈍さに若干イラっとしましたが、クロードの報われない様子に笑いがこみ上げてきたので、それで相殺できた気がします(笑) -
兄王子からの粘着質の暗いイジメにあい、祖国を離れ隣国で宮廷女官として働くエリアーヌは、目立つことが大嫌い。
そんな彼女は突然、第二王子クロードによって結婚の罠にかけられ…
ネの暗い粘着質なイジメ野郎の兄から逃げたお姫様は、
ストーカーなヒーロー王子クローに出会い犬のように扱われるというお話。
粘着質な男子が二人も登場で、いろんな意味でベタベタ。
お仕置きと称して、チューしたがる男に蹴りでも入れたいことろだが、男心に鈍いエリアーヌのカマトトぶりはそれはそれで、可愛い。
飛び抜けてここという押しはないけれど、まとまりよく、テンポよく、読み切りでさくっと楽しめるお話。
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