青嵐の夢 (かぜ江シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086144773

作品紹介・あらすじ

中国、後漢時代。十歳の孫策は、はじき飛ばしてしまった刀を拾うために隣家に忍び込んだ。すると、どこからか美しい琴の音が聞こえてきた。琴を奏でていたのは、同じ年くらいのきれいな顔立ちの少年、周瑜。だが、孫策に気づいた周瑜にいきなり刀で襲われたあげく、盗人呼ばわりされ、ふたりの出会いは最悪だった。それなのに、なぜか苦手の琴を周瑜に習うはめになってしまって…。

感想・レビュー・書評

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  • 10歳とってもかわいいけれど、15歳の方が周瑜は素直だったかな。
    孫策がとってもかわいい。

    孫策も周瑜も真っすぐだなあ、性質は違うけれども。
    だから衝突もするし反りの合わない部分はあるけれど、
    こいつら喧嘩ばっかりしてるなあと思うけれど。

    後書きでも言及されてますが、既刊とのつじつまが合わなくても、あそこで孫策が周瑜をぼこぼこにした方がお話としては自然。
    そういう矛盾が出てきてしまうほど、孫策は元気いっぱいだし周瑜は厭な奴、ってことですね(笑)

  • かぜ江シリーズ第8巻。孫策&周瑜の出会い編。周瑜は幼い頃からまぁ周瑜なんですが(笑)、やっぱり幼さゆえに精一杯背伸びして無理してるところがあって。二人の出会いは結構最悪に近いものがあったと思うのですが、孫策が周瑜と打ち解けあう過程がすばらしいです。朝香さんは本当にキャラクターの心情変化を描くテンポが素敵。

  • ふたりの出会いは期待通り。本編もいいのですが、キャラ投票も面白くってこの巻は素敵でした。

  • 朝香祥さんの三国志作品、旋風江シリーズの中の一つ。
    12歳の時にこの本をきっかけに三国志、そして歴史の世界に足を踏み入れました。
    キレイな挿絵と、子供心にワクワクするストーリー・・・すっかり夢中になってしまいました。
    『青嵐の夢』はシリーズ1作目ではありませんが、主人公達の年齢はシリーズ中一番幼いのかな。。
    そして私がシリーズの中で最初に手に取ったのがこれだったので、レビューはこの作品で。
    孫策と周瑜がとっても可愛いです。

  • これは何のカテゴリーなのか?青春、歴史、ほのめかし!
    三国志の呉の孫策と周瑜の話です。

  • 孫策・周瑜の出会い編。子供の頃からこの二人はこの二人なのね・・・。というカンジでした。
    無鉄砲な孫策は周瑜に琴を習うことになってしまった。
    いつまでも上達しない孫策。そんな折、剣の勝負で卑怯な手段を使って勝った周瑜を孫策はゆるせず、琴の稽古にも通わなくなった。
    しかし周瑜は孫策の弟の病気に薬を届けてくれた。そんな周瑜を孫策は理解に苦しむが・・・。

  • この本の冒頭を空で言える私って・・・
    言葉の流れが綺麗なんだ。

  • 孫策10歳とさらに過去にさかのぼってしまいました。二人の出会い編だそうです・・・

  • 旋風江シリーズ番外。
    表紙も可愛いが中身も可愛い。<BR>
    私が旋風江シリーズではじめて読んだもの。

  • 旋風江(かぜこう)シリーズ番外にして旋風江シリーズを読みきっかけになった本
    とにかく表紙がかわいかったんだもの
    (そして中身も可愛かった)

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